• 日々のみ言葉 2025年11月29日(土)

    ◇◆◇日々のみ言葉

    2025年11月29日(土)

    ◎聖書箇所【ガラテヤ人への手紙1章1節~2節】
    1:1 使徒となったパウロ――私が使徒となったのは、人間から出たことでなく、また人間の手を通したことでもなく、イエス・キリストと、キリストを死者の中からよみがえらせた父なる神によったのです。――
    1:2 および私と共にいるすべての兄弟たちから、ガラテヤの諸教会へ。

    ◎ショートメッセージ
    《昨日と同じ箇所からとなります。再度ですが、現代訳を掲載いたします。
    『1:1 どんな団体や人からも使徒に任命されたのではなく、イエス・キリストと彼を死人の中から復活させられた、父である神によって使徒に任命されらパウロと、
    1:2 ここにいるすべてのクリスチャンから、ガラテヤ地方の諸教会へ。』

    昨日は、ガラテヤ人への手紙が書かれた経緯について考えてみました。今日は、内容について考えたいと思います。
    本来ならば、パウロの書簡の最初は、相手に対する祝福の言葉が掲げられるのが普通ですが、ガラテヤ人への手紙は、いきなり、自分の立場についての記述から始まります。

    なぜなら、この手紙は、パウロの怒りの手紙なのです。ガラテヤの諸教会は、ユダヤ主義者の教理によって、違う福音に行こうとしていたのであり、またパウロ自身の使徒職にも疑いを持ったからです。
    それゆえに、パウロがなぜ使徒とされたのかについて弁明しているのです。確かに、十二使徒は、主イエスによって、直接任命されました。彼らは紛れもなく使徒なのです。
    しかし、パウロは復活され、昇天された主イエスによって、異邦人の使徒に任命されたのです。
    「および私と共にいるすべての兄弟」とは、バルナバ、ニゲルと呼ばれるシメオン、クレネ人ルキオ、国主ヘロデの乳兄弟マナエンたちを指しています。》

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