• 日々のみ言葉 2022年6月29日(水)

    ◇◆◇日々のみ言葉

    2022年6月29日(水)

    ◎聖書箇所【ローマ人への手紙5章3節~5節】
    5:3 そればかりではなく、患難さえも喜んでいます。それは、患難が忍耐を生み出し、
    5:4 忍耐が練られた品性を生み出し、練られた品性が希望を生み出すと知っているからです。
    5:5 この希望は失望に終わることがありません。なぜなら、私たちに与えられた聖霊によって、神の愛が私たちの心に注がれているからです。

    ◎ショートメッセージ
    《現代訳を掲載します。
    『5:3 それだけでなく、さらに患難さえも喜んでいる。と言うのは、患難によって、忍耐を自分のものとすることができるようになり、
    5:4 忍耐は、私たちを立派な品性の者とし、立派な品性は、永遠の救いへの希望を抱くようにさせる。
    5:5 この希望はどんなことがあっても、私たちを失望落胆させることがない。と言うのは、救われた私たちには、神の愛が聖霊によって心の中に注がれるからである。』

     今回の聖書箇所において、新改訳と現代訳を並べて見ますと、いかに現代訳が素晴らしいかが分かるというものです。なぜなら、新改訳は抽象的であり、客観的なのです。

     正直な所、誰が「患難」を喜ぶと言うのでしょうか。そんな人は誰もいないはずです。しかし、主の兄弟ヤコブは、クリスチャンである私たちが、「試練」に会うことを、その書簡において、明確に教えています。

    『私の兄弟たち。さまざまな試練に会うときは、それをこの上もない喜びと思いなさい。信仰がためされると忍耐が生じるということを、あなたがたは知っているからです。その忍耐を完全に働かせなさい。そうすれば、あなたがたは、何一つ欠けたところのない、成長を遂げた、完全な者となります。(ヤコブの手紙1:2~1:4新改訳) 』と。

     「試練」は悪魔から来るのではありません。「試練」は神様から来るものだと、私は信じています。悪魔から来るものは災いです。しかし、神様が許可されない限り、悪魔と悪霊が、私たちに指一本触れることは出来ないのです。

     そして、必ず「試練」の後には、神様の栄光を見ることになります。奇跡やしるしを通して、私たちの信仰をさらに強くする為に、試練が訪れるのです。それゆえ、パウロもヤコブも「喜ぶ」ことを勧めています。もっとも、喜べないのが人間ですが。頑張りましょう。》

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