◇◆◇日々のみ言葉
2022年6月28日(火)
◎聖書箇所【ローマ人への手紙5章1節~2節】
5:1 ですから、信仰によって義と認められた私たちは、私たちの主イエス・キリストによって、神との平和を持っています。
5:2 またキリストによって、いま私たちの立っているこの恵みに信仰によって導き入れられた私たちは、神の栄光を望んで大いに喜んでいます。
◎ショートメッセージ
《5章においても、引き続き現代訳を掲載します。
『5:1そういうわけで、私たちは信じて救われたので、その結果、私たちの主イエス・キリストによって、神との間に平和が与えられた。
5:2 また、キリストを信じることによって、今立っているこの恵みの生活に入れられ、神の栄光を私たちもいただくという希望を持って喜んでいる。』
最初の人アダムとエバの犯した罪によって、神様との間の交わりが損なわれてしまいました。まさに、そこに敵対心が生まれたのです。実際に、神様が選ばれた選民であるイスラエル、すなわちユダヤ人の歴史は、背教の歴史でもあったのです。
そして、彼らによる最大の背教とは、旧約聖書に預言され、その成就としてこの地上に来て下さったメシア(油注がれた者)なるお方、ナザレのイエスを、偽証によってローマ帝国反逆罪の罪に陥れ、十字架につけたことです。
しかし、この十字架こそが、神様がご計画された「人類救済」の最高かつ最大の手段であったわけです。主イエス・キリストを信じる者には、父なる神様との間に平和が与えられ、そして、父なる神様を、「アバ」と呼ぶことが出来るのです。そればかりではなく、永遠のいのちが与えられます。
すべては恵みです。主イエスを信じる者は、恵みの生活の中に入れられています。そして、やがて「神の栄光」を、自分たちの目で見る日がやって来ます。その時、悪魔の最大の武器であった「死」は、完全に滅ばされるのです。》