◇◆◇日々のみ言葉
2022年6月27日(月)
◎聖書箇所【ローマ人への手紙4章23節~25節】
4:23 しかし、「彼の義とみなされた。」と書いてあるのは、ただ彼のためだけでなく、
4:24 また私たちのためです。すなわち、私たちの主イエスを死者の中からよみがえらせた方を信じる私たちも、その信仰を義とみなされるのです。
4:25 主イエスは、私たちの罪のために死に渡され、私たちが義と認められるために、よみがえられたからです。
◎ショートメッセージ
《昨日と同じ箇所からとなります。再度、現代訳を掲載します。
『4:23 しかし、「救われた」と旧約聖書に書かれているのは、ただ彼のためだけではなく 4:24 また、私たちのためでもあって、私たちの主イエスを死人の中から復活させた、父である神を信じる私たちも、救われる。
4:25 主イエスは、私たちが犯した罪のために死なれ、私たちが罪から救い出されるために、復活されたのである。』
ここには、短いながらも「福音」とは何かについて、パウロはローマ人の教会の兄弟姉妹に教えています。
福音とは、
「主イエスは、私たちの罪のために死に渡され、私たちが義と認められるために、よみがえられたからです。(新改訳)」
「主イエスは、私たちが犯した罪のために死なれ、私たちが罪から救い出されるために、復活されたのである。(現代訳)」と言うことをです。
新改訳では、少し客観的な表現が使われています。「私たちの罪のために」と言う表現が。しかし、現代訳では、「私たちが犯した罪のために」となっています。
人がさばきを受けるのは、自分が犯した罪の為です。私たちは、最初の人アダムとエバが犯した原罪を受け継いで生まれて来ます。つまり、罪の性質を受け継いでいるのです。よって、罪を犯すのです。
今までの生涯において、「一度も罪を犯したことがない」と言う人は誰もいません。もし、そのように主張する人がいるとしたら、まさしく偽善者の何者でもないでしょう。
主イエス様だけが、その33年と半年と少しの人生において、何一つ罪を犯さなかったのです。律法をすべて守られ、成就されたのです。それだからこそ、私たちの身代わりの死を遂げることができたのです。
そして、三日目によみがえられました。私たちが罪を赦され、永遠に生きるためにです。このお方を信じる者には、父なる神様のご命令である「永遠のいのち」が与えられます。明日から、第5章に入ります。》