◇◆◇日々のみ言葉
2023年4月22日(土)
◎聖書箇所【マルコの福音書3章11節~12節】
3:11 また、汚れた霊どもが、イエスを見ると、みもとにひれ伏し、「あなたこそ神の子です。」と叫ぶのであった。
3:12 イエスは、ご自身のことを知らせないようにと、きびしく彼らを戒められた。
◎ショートメッセージ
《現代訳を掲載します。
『3:11また、悪霊どもは、イエスを見ると、みもとに来て、ひれ伏し、「あなたは神の子だ」と叫びだした。
3:12 イエスは、病気を治してもらった人々に対しても、悪霊どもに対しても、やたらに宣伝をしないようにと、厳しく戒められた。』
「悪霊ども」とは、悪霊に取り憑かれている人々のことです。悪霊は、人の口を用いて語ります。ところで、なぜ彼らは主イエス様こそ、「神の御子」であることを知っているのでしょうか。
彼らは、もとは御使い(天使)であったからです。彼らが天にいた時には、主イエス様に仕えていたのです。サタン(悪魔)になる前のルシファーは、御使いの頭であり、その下にミカエルとガブリエルが位置していました。
しかし、ある時、神様に反逆したサタンは三分の一の御使いをだまし、彼らと共に地上に落とされたのです。この三分の一の御使いが悪霊となりました。
神様に反逆した彼らに対して用意されたのが、永遠の刑罰の「地獄」であり「火の池」なのです。
悪魔と悪霊どもは、自分たちがやがてそこに入る運命であることを知っています。それゆえ、一人でも多くの人間を誘惑し、道連れにしようとして、この世に暗躍しているのです。
かつては、私たちも空中を司る権威を持つ霊(サタン)のもとに生きていました。しかし、主イエス・キリストを救い主として、心の奥底にお迎えし、罪を悔い改め、神の子とされ、永遠の刑罰から解放され、永遠の命をいただいたのです。
これが、どんなに素晴らしいものであるのか、また神様の恵みと哀れみであるのか、私たちは知っています。
しかも、この救いは、無償なのです。今から二千年ほど前に、主イエス様が、十字架に掛かって死んで下さり、私たちの身代わりとして、罪の代価を支払って下さったからです。
この素晴らしい福音を、一人でも多くの日本人があずかる様にと、私たちは先に救われ、主の証し人として、今、この世に置かれているのです。》