◇◆◇日々のみ言葉
2025年8月13日(水)
◎聖書箇所【第Ⅱコリント人への手紙11章29節】
11:29 だれかが弱くて、私が弱くない、ということがあるでしょうか。だれかがつまずいていて、私の心が激しく痛まないでおられましょうか。
◎ショートメッセージ
《現代訳を掲載いたします。
『11:29 だれかが苦しんでいるのに、どうして私がそれに無関心でいられようか。』
現代訳においては、前半の部分を削除しています。「だれかが弱くて、私が弱くない、ということがあるでしょうか。」という箇所ですが、この文書はよくよく考えて見ますと、矛盾しており、日本語になっていないことが分かります。
つまり、パウロが言いたいことは、皆弱いと言うことなのです。誰もが弱いように、パウロも弱いということです。
世の中には、結構強がりな人が多く、強さを誇ったりしています。しかし人は、自分の弱さを認めなければ、主イエス様の十字架が分からないのです。
自分の強さに誇りを持っている人が、どうして主イエスの十字架を受け入れることが出来るのでしょうか。十字架は決して敗北ではありません。十字架こそが、勝利の御旗なのです。
しかし、せっかく恵みによって主イエス様にお会いし、救われたにも関わらず、弱さのゆえに教会を去って行く人々が大勢います。
パウロは、そのことを嘆いているのです。そして、そのような人々に対して、悔い改めて、戻って来てほしいことを、本当に熱心に祈っているのです。》