◇◆◇日々のみ言葉
2025年11月19日(水)
◎聖書箇所【ピリピ人への手紙4章11節~12節】
4:11 乏しいからこう言うのではありません。私は、どんな境遇にあっても満ち足りることを学びました。
4:12 私は、貧しさの中にいる道も知っており、豊かさの中にいる道も知っています。また、飽くことにも飢えることにも、富むことにも乏しいことにも、あらゆる境遇に対処する秘訣を心得ています。
◎ショートメッセージ
《昨日と同じ箇所からとなります。再度となりますが、現代訳を掲載いたします。
『4:11 こんなことを私が言うのは、今私が貧しいからではない。私はどんな境遇にあっても、満ち足りることを学んでいる。
4:12 私は、貧しさの中で生きる道も知っており、また、豊かさの中で生きる道も知っている。満たされていることにも、飢えることにも、富むことにも、貧しいことにも、あらゆる境遇に対処する秘訣を心得ている。』
異邦人の使徒になってからのパウロが経験したことは、私たちには想像を絶するようなことでした。パウロは回顧しながら、こう語っています。
『彼らはキリストのしもべですか。私は狂気したように言いますが、私は彼ら以上にそうなのです。私の労苦は彼らよりも多く、牢に入れられたことも多く、また、むち打たれたことは数えきれず、死に直面したこともしばしばでした。
ユダヤ人から三十九のむちを受けたことが五度、むちで打たれたことが三度、石で打たれたことが一度、難船したことが三度あり、一昼夜、海上を漂ったこともあります。
幾度も旅をし、川の難、盗賊の難、同国民から受ける難、異邦人から受ける難、都市の難、荒野の難、海上の難、にせ兄弟の難に会い、労し苦しみ、たびたび眠られぬ夜を過ごし、飢え渇き、しばしば食べ物もなく、寒さに凍え、裸でいたこともありました。(第Ⅱコリント11:23~11:27)』
なぜ、これほどまでに苦しい体験をしながらも、福音を伝えるのでしょうか。それは、かつてサウロとして、クリスチャンを迫害したことによる罪滅ぼしではないでしょうか。
そして、真の真理を知ったからでもあり、生きておられる主イエス・キリストに出会ったからではないでしょうか。
救いとは、主イエスと言うお方の人格に出会うことでもあるのです。》