• 日々のみ言葉 2025年12月2日(火)

    ◇◆◇日々のみ言葉

    2025年12月2日(火)

    ◎聖書箇所【ガラテヤ人への手紙1章6節~7節】
    1:6 私は、キリストの恵みをもってあなたがたを召して下さったその方を、あなたがたがそんなにも急に見捨てて、ほかの福音に移って行くのに驚いています。
    1:7 ほかの福音といっても、もう一つ別に福音があるのではありません。あなたがたをかき乱す者たちがいて、キリストの福音を変えてしまおうとしているだけです。

    ◎ショートメッセージ
    《現代訳を掲載いたします。
    『1:6 私は、あなたがたがこんなにも早く、キリストの恵みによって救って下さった神から離れて、別の道へ行こうとしていることが不思議でならない。
    1:7 ほかに救いの道があるのではない。ただある人たちがあなたがたを惑わして、キリストの救いの福音を曲げているだけである。』

    パウロは、はっきりと告げています。ガラテヤの諸教会が、パウロが伝えたイエス・キリストの福音から離れて、ほかの福音に移って行ったことをです。
    しかし、福音はたった一つです。マルコは、その福音書の始めに、次のように書き記しています。
    『神の子イエス・キリストの福音のはじめ。(マルコ1:1)』と。

    福音とは、「良き知らせ」であり、主イエス・キリストのご人格、そしてその生涯を指します。
    パウロが、ガラテヤから去って、アンテオケに戻った時に、ユダヤ主義者の自称クリスチャンたちが、やって来て「割礼を受けなければ救われない」と言うことを唱えました。
    聖書には書かれてはいませんが、もしかしたら、真面目な異邦人のクリスチャンたちは、割礼を受けたかも知れないのです。割礼は、ユダヤ人が受けるものです。異邦人は受ける必要はないはずです。

    この問題は、今もなお、どこの国においても起きています。それは、割礼ではないにしても、救い主イエス・キリストから、神の言葉である聖書から、巧妙に引き離そうとする運動です。
    今、一番問題になっているのが、「新使徒運動」です。一度、この波にのめり込みますと、教会は大打撃を受け、分裂してしまいます。
    新使徒運動は、主イエス様ではなく、その教祖とも言うべき人間に目が行くことになり、主よりも、人間をあがめるようになって行きます。大概、最初は良いのです。問題がないように見えるのです。しかし、徐々に、その本性を現わして来ます。福音とは、主イエス様だけです。聖書だけです。》

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