◇◆◇日々のみ言葉
2018年4月13日(金)
◎聖書箇所【ルカの福音書21章10節~11節】
21:10 それから、イエスは彼らに言われた。「民族は民族に、国は国に敵対して立ち上がり、
21:11 大地震があり、方々に疫病やききんが起こり、恐ろしいことや天からのすさまじい前兆が現われます。」
◎ショートメッセージ
《シモン・ペテロと弟アンデレ、ゼベタイの子ヤコブと弟ヨハネは、イエス様に質問しました。
「先生。それでは、これらのことは、いつ起こるのでしょう。これらのことが起こるときは、どんな前兆があるのでしょう。」
まずイエス様は、多くの「偽キリスト」が現われることを語られ、惑わされてはならないと教えました。
そして戦争や暴動が、様々な場所において起こることを言われ、あわててはならないこと、恐れてはならないことを教えられたのです。
しかも、それらのことは、必ず起こることであって、しかしすぐには「終わり」がやって来ないことも言われました。
弟子たちにとって、やがて一番身近な出来事となる、対ローマ帝国第一次反乱の時に、まさしくイエス様のこのお言葉を、彼らは思い出すことになるのです。
さて、今日の日々のみ言葉の聖書箇所ですが、
マタイの福音書には、
『「民族は民族に、国は国に敵対して立ち上がり、方々にききんと地震が起こります。
しかし、そのようなことはみな、産みの苦しみの初めなのです。」(マタイの福音書24:7~24:8)』と書かれています。
マルコの福音書の同一記事もほぼ同じです。
「民族は民族に」
これは、一つは、ローマとユダヤ民族が互いに敵対することを意味し、そして後には、アラブ民族とイスラエル民族が、互いに敵対することを預言しています。
「国は国に」
まさに、今現在の状況ではないでしょうか。
「方々にききんと地震が起こり」
アフリカの干ばつは、それはもう、もの凄いものです。また世界中で大地震が起こっていることは、もう誰もが知る事実です。
「しかし、そのようなことは、みな産みの苦しみの初め」とは、
命が産まれる為には、その母が苦しむように、この地上に御国が訪れる為には、地球と言うこの宇宙にたった一つしか存在しない、生物が住むことの出来る惑星が、苦しまなければならないことを教えておられるのです。
しかし、必ず、この世界に平和が訪れる時が来ます。その時こそ、我らの主であられるイエス様が、この地上を治めるのです。「王の王」、「主の主」として。》