◇◆◇日々のみ言葉
2018年4月12日(木)
◎聖書箇所【ルカの福音書21章9節】
21:9「戦争や暴動のことを聞いても、こわがってはいけません。それは、初めに必ず起こることです。だが、終わりは、すぐには来ません。」
◎ショートメッセージ
《弟子たちは、イエス様に質問しました。
「先生。それでは、これらのことは、いつ起こるのでしょう。これらのことが起こるときは、どんな前兆があるのでしょう。」
まずイエス様は、多くの「偽キリスト」が現われることを語られ、惑わされてはならないと教えました。
次に言われたことが、本日の聖書箇所です。
マタイとマルコによる平行記事は、どちらも同じ訳になっています。
『「また、戦争のことや、戦争のうわさを聞くでしょうが、気をつけて、あわてないようにしなさい。これらは必ず起こることです。しかし、終わりが来たのではありません。」(マタイの福音書24:6・マルコの福音書13:7)』
この預言こそが二重の預言となっています。それは紀元66年から起こる、対ローマ第一次反乱を指しています。
そしてもう一つは、まさに終わりの時代、すなわち現在の世界を現わしているのです。
それでは、良く良く考えて見ましょう。
この預言は、やがてエルサレムに設立される、最初の教会に向けて語られています。そして次には、異邦人の時代であっても、今も選民であるユダヤ人に語られています。
そしてもう一つは、霊的イスラエル、すなわち私たち日本のクリスチャンを始めとし、世界中における異邦人(ユダヤ人以外)の教会(クリスチャン)に向けられて語られているのです。
それでは、ここでイエス様が言われる「終わり」とは何でしょうか。
それには、二つの立場によって、二つのケースが生じるのです。
一つは、神様の一方的な恵みによって救われた者には、公の教会の栄光溢れた、携挙の時を意味します。
しかし、主イエス様の救いを拒み続けた者には、イエス様の再臨の前の大艱難時代を示すこととなります。
それだからこそ、主イエス様を救い主として信じ受け入れることを、ためらってはならないのです。先延ばしにしては、決してならないのです。
あなたに明日も、同じ日がやって来ることを、誰が保証してくれると言うのでしょう。
主イエス様を信じ、救い主として受け入れ、口で告白する者には、永遠のいのちが与えられるのです。
しかし主イエス様は、決して「保険」ではありません。そうではなく、受けるのに相応しくない者に、無償で与えられる、神様の恵みと溢れんばかりの愛なのです。》