• 日々のみ言葉 2018年4月15日(日)

    ◇◆◇日々のみ言葉

    2018年4月15日(日)

    ◎聖書箇所【ルカの福音書21章12節~15節】
    21:16「しかしあなたがたは、両親、兄弟、親族、友人たちにまで裏切られます。中には殺される者もあり、
    21:17 私の名のために、みなの者に憎まれます。
    21:18 しかし、あなたがたの髪の毛一筋も失われることはありません。
    21:19 あなたがたは、忍耐によって、自分のいのちを勝ち取ることができます。」

    ◎ショートメッセージ
    《イエス様は、この預言とも言うべき教えは、弟子たちに語られたのです。それは、直接的には、この時イエス様の周りに集まっていた十二使徒たちにですが、間接的には、すべてのクリスチャンに向けて、語られているのです。

     もちろん、この時に、やがて裏切ることとなるイスカリオテ・ユダもいましたし、また聞いていました。
     イスカリオテのユダが、いつイエス様に対して、不満を持ち、また祭司長たちに引き渡そうと考えたのか、その決定的な瞬間と、またその切っ掛けとなった出来事は、聖書には、はっきりとは書かれていません。

     しかし、その可能性があった出来事を、後にヨハネは、
    『マリヤは、非常に高価な、純粋なナルドの香油三百グラムを取って、イエスの足に塗り、彼女の髪の毛でイエスの足をぬぐった。家は香油のかおりでいっぱいになった。
     ところが、弟子のひとりで、イエスを裏切ろうとしているイスカリオテ・ユダが言った。
    「なぜ、この香油を三百デナリに売って、貧しい人々に施さなかったのか。」
     しかしこう言ったのは、彼が貧しい人々のことを心にかけていたからではなく、彼は盗人であって、金入れを預かっていたが、その中に収められたものを、いつも盗んでいたからである。(ヨハネの福音書12:3 ~12:6)』と、書き記しています。

     イエス様は、愛する弟子の一人に、しかも「友」と呼んだ者に裏切られ、異邦人に引き渡されます。
     この預言は、イエス様ご自身のことをも指していたとも、言えるでしょう。

     そして「あなたがたの中には殺される者もあり」とは、
     ヨハネを除く十二使徒のほとんどの弟子が殉教します。

     最初の殉教者は、ゼベタイの子ヤコブです。
     使徒の働きによりますと、
    『そのころ、ヘロデ王は、教会の中のある人々を苦しめようとして、その手を伸ばし、ヨハネの兄弟ヤコブを剣で殺した。(使徒の働き12:1~12:2)』と書かれています。

    「しかし、あなたがたの髪の毛一筋も失われることはありません。あなたがたは、忍耐によって、自分のいのちを勝ち取ることができます。」

     この言葉は、この世における「いのち」もそうですが、一番大切なものは、イエス様を信じる者に与えられる「永遠のいのち」のことです。

     イエス様が、許可しなければ、悪魔・悪霊は、私たちの髪の毛一本でさえも触れることは出来ないのです。
     私たちは、イエス様が十字架上で流された、尊い血潮で守られているのです。》

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