◇◆◇日々のみ言葉
2022年6月23日(木)
◎聖書箇所【ローマ人への手紙4章17節】
4:17 このことは、彼が信じた神、すなわち死者を生かし、無いものを有るもののようにお呼びになる方の御前で、そうなのです。
◎ショートメッセージ
《現代訳を掲載します。
『4:17 旧約聖書の創世記に、神が、「私はあなたを立てて、多くの国民の父とした」と、仰せられている通りである。このことは、アブラハムが信じた神、すなわち死者を生かし、すべてのものを無から創造されたお方の御前において、その通りである。』
アブラハムは、神様には死者を生かすことが出来ることを堅く信じていました。その場面と、彼自身の言葉は、創世記22章に描かれています。
『これらの出来事の後、神はアブラハムを試練に会わせられた。神は彼に、
「アブラハムよ。」と呼びかけられると、彼は、
「はい。ここにおります。」と答えた。
神は仰せられた。
「あなたの子、あなたの愛しているひとり子イサクを連れて、モリヤの地に行きなさい。そして私があなたに示す一つの山の上で、全焼のいけにえとしてイサクを私にささげなさい。」
翌朝早く、アブラハムはろばに鞍をつけ、ふたりの若い者と息子イサクとをいっしょに連れて行った。彼は全焼のいけにえのためのたきぎを割った。こうして彼は、神がお告げになった場所へ出かけて行った。三日目に、アブラハムが目を上げると、その場所がはるかかなたに見えた。
それでアブラハムは若い者たちに、
「あなたがたは、ろばと一緒に、ここに残っていなさい。私と子どもとはあそこに行き、礼拝をして、あなたがたの所に戻って来る。」と言った。(創世記22:1 ~22:5)』
この最後こそが、アブラハムが主なる神様を全面的に信頼し信じていた証拠なのです。
「私と子どもとはあそこに行き、礼拝をして、あなたがたの所に戻って来る。」
約束の子イサクを通して、アブラハムは多くの国民の父となることは、預言され神様からみ言葉を与えられていますから、たとえイサクが死んだとしても、生き返ることが分かっていたのです。なぜなら、そうでないと神様は嘘つきになってしまいます。
また、このことは、主イエス・キリストの十字架の死と復活のひな型とされています。》