◇◆◇日々のみ言葉
2022年6月25日(土)
◎聖書箇所【ローマ人への手紙4章20節~22節】
4:20 彼は、不信仰によって神の約束を疑うようなことをせず、反対に、信仰がますます強くなって、神に栄光を帰し、
4:21 神には約束されたことを成就する力があることを堅く信じました。
4:22 だからこそ、それが彼の義とみなされたのです。
◎ショートメッセージ
《現代訳を掲載します。
『4:20 彼は、不信仰によって神の約束を疑ったりせず、かえって信仰によって神に強めていただき、神をほめたたえ、
4:21 神は約束されたことを、必ず成就なさるのだと確信した。
4:22 だから、彼は神に受け入れられ、救っていただいたのである。』
ここで、パウロは信仰の確信とその本質において、ローマ人たちに、そして私たちに教えています。
大切な真理とは、「神の約束を疑わない」と言うことです。もし疑うならば、それは「不信仰」の何ものでもありません。
そして、「信仰がますます強くなって」と書かれていますが、信仰を自分で強くすることは出来ません。それゆえ現代訳では、「かえって信仰によって神に強めていただき」となっており、信仰は神様から与えられるもの、すなわち賜物であることが分かります。
「神には約束されたことを成就する力があることを堅く信じました。(新改訳)」
「神は約束されたことを、必ず成就なさるのだと確信した。(現代訳)」
これこそが、「信仰」とは何なのか、と言う答えであり真理なのです。私たちは、新約の時代に生きています。よって、父なる神様に主イエス・キリストの御名によって祈り求めることが出来るのです。
しかし、その祈りと願いが成就する時は、神様の御手に任されています。それまで、信じて待つ姿勢が要求されます。
現在のスピード社会において、私たちは待つ事が苦手なのです。すぐにも答えを欲します。また白黒をはっきりとつけたがります。その中間の灰色もあるのに。
信仰は「約束のもの」を得るまでの忍耐とも言えるでしょう。しかし、ただ待つのではなく、そこには、積極的かつ肯定的に待つ姿勢、態度が要求されるのです。》