◇◆◇日々のみ言葉
2022年7月6日(水)
◎聖書箇所【ローマ人への手紙5章12節~14節】
5:12 そういうわけで、ちょうどひとりの人によって罪が世界にはいり、罪によって死がはいり、こうして死が全人類に広がったのと同様に、――それというのも全人類が罪を犯したからです。
5:13 というのは、律法が与えられるまでの時期にも罪は世にあったからです。しかし罪は、何かの律法がなければ、認められないものです。
5:14 ところが死は、アダムからモーセまでの間も、アダムの違反と同じようには罪を犯さなかった人々をさえ支配しました。アダムはきたるべき方のひな型です。
◎ショートメッセージ
《昨日と同じ箇所からとなります。再度、現代訳を掲載します。
『5:12 このようなわけで、ひとりのアダムによって罪がこの世界の中にはいって来、罪の結果、死がはいって来た。そしてすべての人が罪を犯したので、死は全人類に広がっっていった。
5:13 というのは、モーセによって律法が与えられる前にも、罪はこの世界に存在していた。しかし、律法が与えられたことによって、罪の責任が問われるようになった。
5:14 ところが、アダムからモーセの時代においても、皆アダムの子孫であったため、アダムと同じ罪を犯さなかった人々をも、死は支配した。アダムがこのように人類の代表であったように、キリストは第二のアダムとして新しい人類の代表であられた。』
私たちは、聖書によって、最初の人アダムが、神様によって創造されたことを知っています。神様は、土からアダムをお造りになられました。それゆえ「アダマー(土)」なのです。
この時アダムは、まだ一人でした。神様は、彼に助け手として、アダムのあばら骨を取って、エバ(ハバ)を創造されたのです。この時、この二人に、母親から生まれて来た証拠としての「へそ」があったかどうかは分かりません。
この二人が罪を犯し、罪が彼らの中に入って来ました。それと同時に、神様が言われた通りに、死が入って来たのです。まさに、最初のアダム、一人の人を通してです。
しかし、主イエス様は、第二のアダムとなられました。それは、最初の人アダムが犯した過ちを、取り消し、かつ回復させる為でした。
主イエスは罪人として、十字架刑によって、処刑され死にます。最初のアダムも死にました。しかし、第二のアダムである主イエスは、三日目によみがえられたのです。
このことは、すべての人がよみがえることを表わしています。
よって、主にあって召された(死んだ)兄弟姉妹が、復活するだけではなく、すべての人が復活することになります。そして、すべての人が、その人自身の目で、主イエスを見ることになるのです。
ある者は、自分を治めて下さる永遠の王の王としての主イエスを。しかし、ある者は、裁き主としての主の主、主イエスを見ることになります。
あなたは、どちらのイエス様にお会いしますか。》