• 日々のみ言葉 2022年7月9日(土)

    ◇◆◇日々のみ言葉

    2022年7月9日(土)

    ◎聖書箇所【ローマ人への手紙5章18節~19節】
    5:18 こういうわけで、ちょうど一つの違反によってすべての人が罪に定められたのと同様に、一つの義の行為によってすべての人が義と認められて、いのちを与えられるのです。
    5:19 すなわち、ちょうどひとりの人の不従順によって多くの人が罪人とされたのと同様に、ひとりの従順によって多くの人が義人とされるのです。

    ◎ショートメッセージ
    《再度、現代訳を掲載します。
    『5:18 こういうわけで、アダムが犯したひとつの罪によって、すべての人が罪の刑罰を受けるようになったが、しかし、第二のアダムであるキリストの成し遂げられた十字架上の身代わりの犠牲によって、すべての人が救われ、生かされる。
     5:19 すなわち、ひとりの人アダムが神に不従順であったがために、多くの人々が罪人とされたと同じように、第二のアダムであるキリストが父である神に従順になられたことによって、多くの人々が救われるのである。』

     創世記によりますと、
    『さて、神である主が造られたあらゆる野の獣のうちで、蛇が一番狡猾であった。蛇は女に言った。
    「あなたがたは、園のどんな木からも食べてはならない、と神は、本当に言われたのですか。」
     女は蛇に言った。
    「私たちは、園にある木の実を食べてよいのです。しかし、園の中央にある木の実について、神は、『あなたがたは、それを食べてはならない。それに触れてもいけない。あなたがたが死ぬといけないからだ。』と仰せになりました。」
     そこで、蛇は女に言った。
    「あなたがたは決して死にません。あなたがたがそれを食べるその時、あなたがたの目が開け、あなたがたが神のようになり、善悪を知るようになることを神は知っているのです。」
    そこで女が見ると、その木は、まことに食べるのに良く、目に慕わしく、賢くするというその木はいかにも好ましかった。それで女はその実を取って食べ、一緒にいた夫にも与えたので、夫も食べた。(創世記3:1~ 3:6)』と、人類史上において、最も哀れで悲しむべきことが、書き記されています。

     ここから分かりますように、最初に、善悪を知る知識の木の実を食べたのは、妻のエバなのです。そして、エバは夫であるアダムにあげ、アダムは食べたのです。それにも関わらず、なぜアダムの罪とされるのでしょうか。
     それは、神様は「食べてはいけない」と命じられたのは、アダムであるからです。アダムは、妻エバが食べないように、しっかりと伝える必要があったはずですし、またエバが与えようとした「木の実」が何であるのかを、確認すべきであったと思われるのです。
     こうして、罪(原罪)が入ったのです。明日も同じ箇所からです。》

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