• 日々のみ言葉 2023年9月9日(土)

    ◇◆◇日々のみ言葉

    2023年9月9日(土)

    ◎聖書箇所【マルコの福音書9章6節~7節】
    9:6 実のところ、ペテロは言うべきことが分からなかったのである。彼らは恐怖に打たれたのであった。
    9:7 そのとき雲がわき起こってその人々をおおい、雲の中から、「これは、私の愛する子である。彼の言うことを聞きなさい。」という声がした。

    ◎ショートメッセージ
    《昨日と同じ箇所からの続きとなります。

     そのとき雲がわき起こって、主イエスとエリヤとモーセをおおい、雲の中から、「これは、私の愛する子である。彼の言うことを聞きなさい。」という声がしたのです。
     父なる神様が、声を出されたことは、聖書には三回書き記されています。高い山での出来事は、その二回目に当たります。

     最初は、主イエスが、洗礼者ヨハネからバプテスマをお受けになられた時です。この声を聞いたのは、洗礼者ヨハネと、その時にはヨハネの弟子であった、シモン・ペテロの弟アンデレとゼベダイの子ヨハネであると思われます。

    『こうして、イエスはバプテスマを受けて、すぐに水から上がられた。すると、天が開け、神の御霊が鳩のように下って、自分の上に来られるのをご覧になった。また、天からこう告げる声が聞こえた。「これは、私の愛する子、私はこれを喜ぶ。」(マタイ3:16~3:17)』と。

     そして、三回目は、ヨハネの福音書だけに書き記されています。しかも、受難週においての出来事であり、十二弟子の全員が耳にしたと思われます。私は、個人的には、すでに、主を裏切っていたイスカリオテのユダの為に、成されたと考えています。

     ヨハネによりますと、
    『「今私の心は騒いでいる。何と言おうか。『父よ。この時から私をお救い下さい。』と言おうか。いや。このためにこそ、私はこの時に至ったのです。父よ。御名の栄光を現わして下さい。」
     そのとき、天から声が聞こえた。
    「私は栄光をすでに現わしたし、またもう一度栄光を現わそう。」
     そばに立っていてそれを聞いた群衆は、雷が鳴ったのだと言った。ほかの人々は、「御使いがあの方に話したのだ。」と言った。イエスは答えて言われた。
    「この声が聞こえたのは、私のためにではなくて、あなたがたのためにです。」(ヨハネ12:27~12:30)』と。

     これらの出来事は、主イエスこそ「神の御子」であり、唯一の救い主、メシアであることを、父なる神様が、弟子たちに再度教えられたのです。》

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