◇◆◇日々のみ言葉
2023年10月4日(水)
◎聖書箇所【マルコの福音書10章2節~9節】
10:2 すると、パリサイ人たちがみもとにやって来て、夫が妻を離別することは許されるかどうかと質問した。イエスをためそうとしたのである。
10:3 イエスは答えて言われた。「モーセはあなたがたに、何と命じていますか。」
10:4 彼らは言った。「モーセは、離婚状を書いて妻を離別することを許しました。」
10:5 イエスは言われた。「モーセは、あなたがたの心がかたくななので、この命令をあなたがたに書いたのです。
10:6 しかし、創造の初めから、神は、人を男と女に造られたのです。
10:7 それゆえ、人はその父と母を離れて、
10:8 ふたりの者が一心同体になるのです。それで、もはやふたりではなく、ひとりなのです。
10:9 こういうわけで、人は、神が結び合わせたものを引き離してはなりません。」
◎ショートメッセージ
《昨日および一昨日と同じ箇所からとなります。
キリスト教式結婚式では、司式する牧師が、最後に両手を掲げて結婚宣言をします。その最後の言葉に、主イエスが言われた言葉が引用されています。
『「人は、神が結び合わせたものを引き離してはなりません。」』
キリスト教では、恋愛結婚でも、またお見合い結婚であっても、この真理を適用しています。二人の男女が出会ったことのその背景には、神様が関与しているという信仰から、結婚宣言がなされるのです。
また、結婚式の牧師のメッセージには、多くの場合、主が言われたことが語られます。すなわち、
『「それゆえ、人はその父と母を離れて、ふたりの者が一心同体になるのです。それで、もはやふたりではなく、ひとりなのです。」』と。
結婚式において、二人は神様と人(証人)との前で「誓約」をします。このことが、いかに重大かつ重要なことなのか、ノンクリスチャンの方の中には、理解していない人が多いのです。
「もはや二人ではなく一人なのです。」
主イエスの十字架の御わざを信じ受け入れ、主のものとされた人の中には、聖霊様が共に住んで下さいます。まさに、この言葉が成就するのです。結婚とは、教会と主との関係を表わす奥義を示しているのです。》