◇◆◇日々のみ言葉
2023年12月9日(土)
◎聖書箇所【マルコの福音書13章12節~13節】
13:12「また兄弟は兄弟を死に渡し、父は子を死に渡し、子は両親に逆らって立ち、彼らを死に至らせます。
13:13 また、私の名のために、あなたがたはみなの者に憎まれます。しかし、最後まで耐え忍ぶ人は救われます。」
◎ショートメッセージ
《現代訳を掲載します。
『13:12「また、兄弟が兄弟を死に渡したり、父がその子を死に渡したり、子どもが両親に反抗して、死に至らせることがあります。
13:13 また、私のために、すべての人に憎まれることがあります。しかし、終わりまで耐え忍ぶ人は必ず救われます。」』
主が言われた、「また兄弟は兄弟を死に渡し、父は子を死に渡し、子は両親に逆らって立ち、彼らを死に至らせます」と言う言葉は、かなり理解が難しい言葉です。
もし、このようなことが起こったと考えますと、キリシタンの時代にはあったかも知れません。
実際に、隠れキリシタンの家族の所に、婿養子に来た男が、やがて家族がキリシタンであることが分かると、義理の両親と妻と自分の子どもさえも、役所に引き渡したことを、長崎の研修旅行に行った時に聞いたことがあります。そして、その家族が首をはねられた海岸の岩を実際に見て来ました。
「また、私の名のために、あなたがたはみなの者に憎まれます。しかし、最後まで耐え忍ぶ人は救われます。」
このことが考えられるとしたら、イスラム社会です。イスラム教の家庭において、もし家族の誰かが、クリスチャンになったとしたら、永遠に追放されることを聞いたことがあります。まさに、彼らが主イエス様を信じると言うことは、命がけであり、家族を捨てることでもあったのです。》