• 日々のみ言葉 2024年5月3日(金)

    ◇◆◇日々のみ言葉

    2024年5月3日(金)

    ◎聖書箇所【第Ⅰコリント人への手紙1章18節~19節】
    1:18 十字架の言葉は、滅びに至る人々には愚かであっても、救いを受ける私たちには、神の力です。
    1:19 それは、こう書いてあるからです。「私は知恵ある者の知恵を滅ぼし、賢い者の賢さをむなしくする。」

    ◎ショートメッセージ
    《現代訳を掲載します。
    『1:18 キリストの十字架のメッセージは、滅びに向かっている人々にとっては、まったく愚かに見えるが、救われた私たちにとっては、実に神の力そのものである。
    1:19 それは、旧約聖書のイザヤの預言にこう記されている通りである。
    「私(神)は、人間の知恵による救いを打ち壊し、人間の賢さによる救いを無効にしてしまう。」』

    今から二千年ほど前に、確かに主イエス・キリストは、エルサレム郊外にあったとされるゴルゴタ(カルバリー)の丘において、十字架刑に処せられました。そのことについては、私たちは聖書を通して知ることが出来ます。
    そして、歴史的においては、ユダヤ古代歴史家ヨセフォスが、著書ユダヤ古代史にメシアとしてイエスが存在したことを書き記しています。
    また、後になって、バチカン市国に、一世紀の公文書が存在していることが分かったのです。公式に、その書物の内容が世に出されませんが、ポンテオ・ピラトの報告書や、大祭司カヤパの報告書など、まさにリアルに、主イエスが明らかに存在されたこと、また、十字架に掛けられて死なれ、そして三日目に復活したことが描かれているのです。

    多くの人々にとって、二千年前のこの出来事が、すなわち「十字架のメッセージ」が、自分には何の関わりもないことだと考えます。かつての私もそうでした。しかし、神様の恵みと哀れみによって、幸いにも十字架の意味を知ることが出来たのです。

    まさしく、主イエスの十字架にこそ、真理があるのです。あの十字架につけられて死んだのは、本当は私なのです。

    また、「知恵ある者の知恵」と「賢い者の賢さ」とは、当時のローマ帝国内において盛況を極めていた哲学のことです。哲学には、何の救いもありません。どんなに勉学に励もうと、その知恵や悟りには、救いはないのです。
    主イエス・キリストの十字架以外に、人が救われる道は何もないからです。》

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