◇◆◇日々のみ言葉
2024年7月16日(火)
◎聖書箇所【第Ⅰコリント人への手紙6章7節】
6:7 そもそも、互いに訴え合うことが、すでにあなたがたの敗北です。なぜ、むしろ不正をも甘んじて受けないのですか。なぜ、むしろだまされていないのですか。
◎ショートメッセージ
《現代訳を掲載します。
『6:7 そもそも、互いに訴え合うこと自体が、すでに敗北である。なぜ、むしろ不正を甘んじて受けないのか。なぜ、むしろだまされていないのか。』
まず、このことですが、これはノンクリスチャンとのことではありません。クリスチャン同士のことについて、パウロは言及しています。
しかも、教会員同士の問題についてなのです。その問題を、この世の裁判の裁定を仰ぐ為に告訴しあうと言うのです。
もちろん、もし、この世の犯罪に巻き込まれたとしたら、確かにこの世に存在する法廷に持ち込まなければならないかも知れません。
しかし、パウロは、教会内に起きた問題は、教会の中で処理しなさいと命じています。そして主イエスの御霊である聖霊の導きに従いなさいと勧めているのです。
実際問題として、不正を甘んじて受けることや、だまされし続けることは、非常に難しいことです。しかし、聖霊はきよいお方ですので、必ずその者の罪を公に示され、また悔い改めに導かれます。
それこそ、悔い改めなければ、その者は教会から取り除かれることになります。あるいは、その者は自ら去って行くことになります。》