◇◆◇日々のみ言葉
2024年8月9日(金)
◎聖書箇所【第Ⅰコリント人への手紙7章17節】
7:17 ただ、おのおのが、主からいただいた分に応じ、また神がおのおのをお召しになったときのままの状態で歩むべきです。私は、すべての教会で、このように指導しています。
◎ショートメッセージ
《現代訳を掲載します。
『7:17 結婚するにしても、しないにしても、一人一人が神の御心に従うことが大切であり、私はどの教会でもこのように指導してきた。』
コリント教会から、エペソ教会にいた使徒パウロに質問状の手紙が届けられました。その返事をも兼ねて、この第Ⅰコリントの手紙が書かれたのです。
その質問が、「男が女に触れないことは良いことなのか」と言うものでした。その質問を、パウロは幅広く解釈して、結婚にもあてはめて答えたのです。
しかし、質問の真意は、アクロコリントで行なわれた神殿売春であったとも考えられます。
パウロは、「おのおのが、主からいただいた分に応じ、また神がおのおのをお召しになったときのままの状態で歩むべきです。」と言っていますが、
結婚している場合は、その状態で、また、まだ未結婚の場合には、独身でいて歩むことを勧めています。しかし、これでは若い青年男子には、当てはめることは、かなり難しいと感じられます。
それゆえに、現代訳は、
「結婚するにしても、しないにしても、一人一人が神の御心に従うことが大切で」あると、訳しています。
神様は人を男と女に創造されました。そして、二人が一緒になることによって、すなわち夫婦こそが、人間による神の形であり、神の似姿でもあるのです。
よって、独身でいることは、未完成の状態にいることになります。しかし、主イエス様は、その生涯において独身であり、また純潔を保たれました。
父なる神様と聖霊様と共に歩まれたのです。よって独身でいることは、やはり祝福でもあるのです。ここからカトリック教会に、様々な修道院が誕生したのです。》