◇◆◇日々のみ言葉
2024年10月3日(木)
◎聖書箇所【第Ⅰコリント人への手紙10章15節】
10:15 私は賢い人たちに話すように話します。ですから私の言うことを判断して下さい。
◎ショートメッセージ
《現代訳を掲載します。
『10:15 私は、物わかりのよい人たちに話をするように話そうと思うので、よく考えてほしい。』
パウロにとってコリント教会は、一年半という長い伝道の時間をかけて、またアクラとプリスキラと共に天幕造りを行ないながら、自費で立て上げた、最も愛すべきものでした。その教会が、間違った方向へ行こうとしています。
それゆえに、「悲しみの手紙」を書き、また尋ねたのにも関わらず、教会の問題は一向に解決しませんでした。それゆえに、この第Ⅰコリント教会への手紙が書かれたのです。そして、この手紙が新約聖書の中に取り入れられました。
もしかしたら、神様は、パウロに第Ⅰおよび第Ⅱコリント人への手紙を書かせる為に、教会に問題を引き起こしたのかも知れません。
パウロのこの言葉には、心からの願いが込められています。それは、パウロの進言に耳を傾け、良く考え、悔い改めて欲しいということです。そして、方向転換をして欲しいということなのです。
教会は、赦された罪人の集まりです。しかし、神の子どもとされた人々の集まりでもあるのです。信仰の成長には段階があります。教会には、時々問題が起きることがありますが、そのような時こそ、よく判断し、よく考える必要があるということです。
そして、何よりも、助け主であられる聖霊様に耳を傾けることなのです。》