◇◆◇日々のみ言葉
2025年2月16日(日)
◎聖書箇所【第Ⅰコリント人への手紙15章35節~38節】
15:35 ところが、ある人はこう言うでしょう。「死者は、どのようにしてよみがえるのか。どのようなからだで来るのか。」
15:36 愚かな人だ。あなたの蒔く物は、死ななければ、生かされません。
15:37 あなたが蒔く物は、後にできるからだではなく、麦やそのほかの穀物の種粒です。
15:38 しかし神は、み心に従って、それにからだを与え、おのおのの種にそれぞれのからだをお与えになります。
◎ショートメッセージ
《昨日の箇所も掲載します。現代訳を掲載いたします。
『15:35 ところで、ある人はこう言う。「死んだ者がどのようにして復活するのか。どのような体で復活するのか。」
15:36 なんと愚かなことを言っているのか。植物でも、種を蒔けば、それは違った形になって芽を出して来るではないか。
15:37 あなたがたが麦やそのほかの穀物の種を蒔けば、それが芽を出し、植物になって行く。
15:38 神は、それぞれの種によって違った芽や茎や葉を与えられる。』
新改訳はかなり難しい訳になっており、日本語の文章になっておらず、意味不明とも言えます。なぜなら、当時のユダヤにおけることわざが用いられているからです。それに比べ、現代訳は直訳せずに、かなり分かりやすくなっています。
36節に、「なんと愚かなことを言っているのか」となっていますが、これは35節を指しています。
要するに、このような質問をした人は、復活には段階があることを知らないのです。つまり、パウロから大切な奥義をまだ教えてもらっていない、あるいは学んでいない、ということです。
ここで、パウロが例えを用いて、伝えたいことは、復活は以前の肉体の復活を一瞬通り過ぎますが、すぐに栄光の体に変えられることなのです。》