◇◆◇日々のみ言葉
2025年7月1日(火)
◎聖書箇所【第Ⅱコリント人への手紙9章10節】
9:10 蒔く人に種と食べるパンを備えて下さる方は、あなたがたにも蒔く種を備え、それをふやし、あなたがたの義の実を増し加えて下さいます。
◎ショートメッセージ
《現代訳を掲載いたします。
『9:10 種を蒔く農夫に、蒔く種と食べるパンを備えて下さる神は、ささげる物を備えて下さるばかりでなく、私たちがささげることができるように、私たちを祝福して下さる。』
このことは、創世記にも載っています。すなわち、ヨセフがエジプトに対して行なった善政においてです。創世記によりますと、
『やがてその年も終わり、次の年、人々はまたヨセフの所に来て言った。
「私たちはあなた様に何も隠しません。私たちの銀も尽き、家畜の群れもあなた様のものになったので、私たちの体と農地のほかには、あなた様の前に何も残っていません。私たちはどうして農地と一緒にあなた様の前で死んでよいでしょう。食物と引き替えに私たちと私たちの農地とを買い取って下さい。私たちは農地と一緒にパロの奴隷となりましょう。どうか種を下さい。そうすれば私たちは生きて、死なないでしょう。そして、土地も荒れないでしょう。」
それでヨセフはエジプトの全農地を、パロのために買い取った。ききんがエジプト人にきびしかったので、彼らがみな、その畑地を売ったからである。こうしてその土地はパロのものとなった。ヨセフは民に言った。
「私は、今、あなたがたとあなたがたの土地を買い取って、パロのものとしたのだから。さあ、ここにあなたがたへの種がある。これを地に蒔かなければならない。収穫の時になったら、その五分の一はパロに納め、五分の四はあなたがたのものとし、畑の種のため、またあなたがたの食糧のため、またあなたがたの家族の者のため、またあなたがたの幼い子どもたちの食糧としなければならない。」(創世記47:18~47:24抜粋)』と。
もちろん、これは旧約時代の話なのですが、ヨセフは主イエスのひな形でもあるのです。先に御国に行って、私たちの住まいを用意しておられる主イエスのように、先にエジプトに遣わされ、食べ物も土地も用意したヨセフと重なっています。》