◇◆◇日々のみ言葉
2025年6月4日(水)
◎聖書箇所【第Ⅱコリント人への手紙7章8節~9節】
7:8 あの手紙によってあなたがたを悲しませたけれども、私はそれを悔いていません。あの手紙がしばらくの間であったにしろあなたがたを悲しませたのを見て、悔いたけれども、
7:9 今は喜んでいます。あなたがたが悲しんだからではなく、あなたがたが悲しんで悔い改めたからです。あなたがたは神のみ心に添って悲しんだので、私たちのために何の害も受けなかったのです。
◎ショートメッセージ
《現代訳を掲載いたします。
『7:8 前に送ったあの厳しい手紙によって、一度はあなたがたを悲しませたけれども、私はそれを今では後悔していない。あの手紙がしばらくの間にせよ、あなたがたを悲しませたことを知って、一度は後悔したけれども、
7:9 今はむしろ喜んでいる。それは、あなたがたが悲しんだだけに終わらず、あなたがたは悲しんで後、悔い改めたからである。あなたがたは神の御心に添って悲しんだので、私たちの手紙は無駄にならなかった。』
新改訳の9節は、意味不明です。
「あなたがたは神のみ心に添って悲しんだので、私たちのために何の害も受けなかったのです。」
この箇所は、日本語になっていないのです。それゆえに、現代訳を同時に掲載することは、とても重要なのです。
ところで、この「厳しい手紙」あるいは、「悲しみの手紙」は、どの手紙を指すのでしょうか。第Ⅰコリントではないことは確かなのです。と言うことは、。パウロは、二つの書簡以外に、何通か手紙を出していることが分かります。残念ながら、失われてしまった多くの手紙が存在するのです。
この箇所において大切なことは、コリントの人々が、パウロの言葉に心打たれ、悔い改めたことなのです。》