• 日々のみ言葉 2025年9月12日(金)

    ◇◆◇日々のみ言葉

    2025年9月12日(金)

    ◎聖書箇所【ピリピ人への手紙1章12節~14節】
    1:12 さて、兄弟たち。私の身に起こったことが、かえって福音を前進させることになったのを知ってもらいたいと思います。
    1:13 私がキリストのゆえに投獄されている、ということは、親衛隊の全員と、そのほかのすべての人にも明らかになり、
    1:14 また兄弟たちの大多数は、私が投獄されたことにより、主にあって確信を与えられ、恐れることなく、ますます大胆に神の言葉を語るようになりました。

    ◎ショートメッセージ
    《現代訳を掲載いたします。
    『1:12 さて、信者の皆さん。私の身辺にあったことをお知らせしたいと思う。私が投獄されたことは、かえって福音の前進に役だった。
    1:13 私がキリストのために投獄されたことは、ローマの皇帝の親衛隊の人たちにも、そのほかの人たちにも皆、知られ、
    1:14 そのため、当時のクリスチャンのほとんどの人たちは、私が投獄されてから、かえって主を信じる確信を強め、恐れることなく、ますます大胆に、福音を宣べ伝えるようになっていった。』

    この時、パウロはエルサレムにおいて、ローマ皇帝に直訴し、ローマにおける皇帝ネロの裁判を受ける為に待機している状態でした。
    確かに牢獄に捕らえられていたのですが、実は、家一軒を借りて、友人や弟子たちが自由に行き来することが出来る軟禁状態であったと言われています。
    もちろん、パウロ自身は外出することを許されませんが、ローマ市民としての権利によって、異例な待遇を受けていたことも事実でした。

    特に、見張りのローマ兵たち(親衛隊)が、皆救われたことこそが、ここでパウロが言う福音の前進であったことは間違いないと思われます。
    また、この投獄は約二年間続いたと言われていますが、特に、ローマの高官テオピロとの出会いがあったからこそ、医者ルカが、「福音書」と続編「使徒の働き」を執筆したことは、教会に取っても、大きな前進であったことは間違いありません。》

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