◇◆◇日々のみ言葉
2025年10月5日(日)
◎聖書箇所【ピリピ人への手紙2章15節~16節】
2:15 それは、あなたがたが、非難されるところのない純真な者となり、また、曲がった邪悪な世代の中にあって傷のない神の子どもとなり、
2:16 いのちの言葉をしっかり握って、彼らの間で世の光として輝くためです。そうすれば、私は、自分の努力したことが無駄ではなく、苦労したことも無駄でなかったことを、キリストの日に誇ることができます。
◎ショートメッセージ
《現代訳を掲載いたします。
『2:15 それは、あなたがたが非難されるところのない純真な者となり、また、曲がった邪悪な今の世の中にあって、傷のない神の子どもとなり、この世の中で光となって輝くためである。
2:16 それには、命の言葉であり聖書を、しっかりと自分のものにしていなければならない。そうすれば、キリストが再び来られる時、私は自分のやったことがすべて無駄でなかったと誇ることができる。』
現代訳では、16節の言葉をあえて15節の方に移動して訳しています。パウロが言う最も大切なことは、「彼らの間で」、あるいは「この世の中で」、光となって輝くためであるということです。
この世は真っ暗闇です。そして、この世の人々は、その闇の中を右往左往しています。しかし、私たち、主を信じる者は違います。私たちは、暗闇の中から取り出され、光の世界に移された者なのです。それだけではありません。小さくても、私たち一人一人は光を持っています。光の子どもなのです。
そして、この世において、光の子どもとして光り輝く為には、聖書をしっかりと自分のものにしていかなければならないのです。
当時のユダヤ社会における「灯火(ともしび)」は、オリーブ油の入った器に芯をいれたものでした。よって、油が無くなって来ますと、油を足す必要がありました。
私たちも同じです。霊的な油は無くなります。それゆえ、み言葉(聖書)を読んで、思い巡らし、新たな油注ぎをいただく必要があるのです。そして、さらに光り輝く存在となって行くのです。》