◇◆◇日々のみ言葉
2025年11月1日(土)
◎聖書箇所【ピリピ人への手紙3章18節~19節】
3:18 というのは、私はしばしばあなたがたに言って来たし、今も涙をもって言うのですが、多くの人々がキリストの十字架の敵として歩んでいるからです。
3:19 彼らの最後は滅びです。彼らの神は彼らの欲望であり、彼らの栄光は彼ら自身の恥なのです。彼らの思いは地上のことだけです。
◎ショートメッセージ
《現代訳を掲載いたします。
『3:18 というのは、私は今まで何回もあなたがたに言って来たし、今も涙を流して言うが、キリストの十字架に敵対している者が大勢いるからである。
3:19 彼らの行き着く先は滅びである。彼らの一番の関心事は、自分たちの生活のことで、彼らが誇っていることは、実は恥しいことであり、彼らの思いは、この地上のことだけである。』
ここでパウロが言っていますことは、同胞ユダヤ人のことを指しています。かつてサウロは、「ナザレ派」と言われたクリスチャンを迫害する者でした。そして、それこそが神に奉仕することだと信じていたのです。
しかし、ダマスコ途上において、超自然的に主イエス様にお会いしたのです。その時、彼は真理を知ったのです。
サウロが改心し、異邦人の使徒パウロとなった時、多くのユダヤ人がかつての自分と同じ立場であることを痛感せずにはいられませんでした。
パウロの思いは、ここに明確に表われています。それは、一人でも多くのユダヤ人が救われることです。しかも、彼らは未だにクリスチャンたちを迫害しているのです。
「今も涙をもって」と言うことは、彼らがこのままならば、永遠の滅びに行くことは間違いないからです。明日も同じ箇所からとなります。》