◇◆◇日々のみ言葉
2025年11月2日(日)
◎聖書箇所【ピリピ人への手紙3章18節~19節】
3:18 というのは、私はしばしばあなたがたに言って来たし、今も涙をもって言うのですが、多くの人々がキリストの十字架の敵として歩んでいるからです。
3:19 彼らの最後は滅びです。彼らの神は彼らの欲望であり、彼らの栄光は彼ら自身の恥なのです。彼らの思いは地上のことだけです。
◎ショートメッセージ
《昨日と同じ箇所からとなります。再度となりますが、現代訳を掲載いたします。
『3:18 というのは、私は今まで何回もあなたがたに言って来たし、今も涙を流して言うが、キリストの十字架に敵対している者が大勢いるからである。
3:19 彼らの行き着く先は滅びである。彼らの一番の関心事は、自分たちの生活のことで、彼らが誇っていることは、実は恥しいことであり、彼らの思いは、この地上のことだけである。』
パウロは、同胞ユダヤ人のことについて書き記しています。しかし、パウロの言葉はこの日本にも全くと言って良いほどに当てはまるのです。
多くの日本人は、まさにキリストの十字架の敵として歩んでいます。自分が十字架の敵であるとは思っていなくても、主イエスを信じ受け入れなければ、同じなのです。
パウロはこう言っています。
「彼らの一番の関心事は、自分たちの生活のことで、彼らが誇っていることは、実は恥しいことであり、彼らの思いは、この地上のことだけである。」と。
まさに、かつての私たちではないでしょうか。霊的世界のことなどは、全く無頓着で、死んだ後には、すべて無になってしまうと考えていたことなどです。
当然、そうなれば、思いはこの地上のことになるわけです。この地上でいかに良い思いをするのか、楽しむのか、になるわけです。また追求することは、お金、お金です。富への憧れであり、地位や名誉を求めるのです。
しかし、その行く着く先は、「滅び」しかありません。しかも、永遠の滅びなのです。そんな日本において、私たちは数少ない「世の光」であり「地の塩」なのです。真っ暗闇の中に輝く小さな明かりであり、これ以上日本が腐らない為に、生きた塩として、私たちは存在しています。一人でも多くの同胞日本人が救われるために、主イエスは私たちをそれぞれの場所に置かれたのです。》