• 日々のみ言葉 2025年12月9日(火)

    ◇◆◇日々のみ言葉

    2025年12月9日(火)

    ◎聖書箇所【ガラテヤ人への手紙1章14節】
    1:14 また私は、自分と同族で同年輩の多くの者たちに比べ、はるかにユダヤ教に進んでおり、先祖からの伝承に人一倍熱心でした。

    ◎ショートメッセージ
    《現代訳を掲載いたします。
    『1:14 同じユダヤ人の中では、同年配の多くの人たちよりはるかに熱心にユダヤ教を信じ、先祖伝来の言い伝えに一生懸命であった。』

    サウロは、ユダヤの歴史において、最高のラビと称されたラバン、ガマリエルの弟子でした。そして、サウロ自身が自称している通り、ユダヤ教に熱心に取り組み、また、「昔の人の言い伝え」と言われた「ミシュナ」を人一倍、守る者であったのです。
    それだからこそ、突然に登場した「ナザレ派」に対し、激しい敵意を抱き、撲滅しようとしたわけです。
    まさか、サウロ自身が撲滅しようとしたものが、真理であり真実であったとは、夢にも思わなかったに違いありません。

    人は、時には、周りが見えず、自分自身だけが正しいと判断し、突っ走ってしまうようなことがあったりします。
    そのような時には、他人の忠告には耳を傾けようとしないのです。自分が正しいと思うことは、危険です。
    なぜなら、正しいお方は、主イエス・キリストだけなのですから。私たち人間は間違うことが多い者なのです。しかし、主イエスは違います。主には、間違うことなど何一つありません。自分が正しいと主張する前に、み言葉から、また聖霊様から、吟味していただく必要があることは言うまでもありません。

    教会の中には、自分たちだけの教理が正しいと主張する教会があります。これは傲慢の何物でもありません。正しいのは、神の言葉である「聖書」だけなのです。もしかしたら、間違っているかも知れない。向こうの方が正しいかも知れないと、ふと立ち止まって見る勇気は必要なのです。
    教会が手を取り合って、お互いに尊重し合う姿を見て、多くの未信者の方々は、まさに、そこに神の愛があることを知って、加わって来るかも知れないのです。》

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