◇◆◇日々のみ言葉
2025年12月16日(火)
◎聖書箇所【ガラテヤ人への手紙2章3節~4節】
2:3 しかし、私と一緒にいたテトスでさえ、ギリシヤ人であったのに、割礼を強いられませんでした。
2:4 実は、忍び込んだにせ兄弟たちがいたので、強いられる恐れがあったのです。彼らは私たちを奴隷に引き落とそうとして、キリスト・イエスにあって私たちの持つ自由をうかがうために忍び込んでいたのです。
◎ショートメッセージ
《現代訳を掲載いたします。
『2:3 その時、私と一緒にいたテトスは、ギリシヤ人であったのに、旧約聖書の律法の一つである割礼を受けることを強制されなかった。
2:4 ところが、偽クリスチャンが入り込んできて、面倒なことが起こってしまった。』
パウロはバルナバとテトスと共に、エルサレムに上って来ました。テトスは、異邦人の信徒であり、もちろん、ユダヤ人としてのしるしである割礼を受けてはいませんでした。よって、エルサレム教会に巧妙に入り込んだ偽クリスチャンによって、割礼を強制される恐れがあったというのです。
割礼は、律法を象徴します。主イエスは、祭儀律法をすべて終わらせました。しかし、ユダヤ人は別です。彼らは、選びの民であり、たとえ、今、真の神様であられる主イエス・キリストに反抗していたとしても、「選民」であることは、永遠に変わらないのです。
それゆえ、彼らには、神の民のしるしとして、男性は割礼を施されるわけです。今、現在も同じです。
しかし、テトスはギリシャ人なのです。よって、割礼を施される必要は全くないのですし、また無意味なのです。私たち日本人も同じです。割礼をする必要はありません。》