• 日々のみ言葉 2016年9月10日(土)

    ◇◆◇日々のみ言葉

    2016年9月10日(土)

    ◎聖書箇所 【ルカの福音書1章42節~45節】
    1:42 そして大声をあげて言った。「あなたは女の中の祝福された方。あなたの胎の実も祝福されています。
    1:43 私の主の母が私のところに来られるとは、何ということでしょう。
    1:44 ほんとうに、あなたのあいさつの声が私の耳にはいったとき、私の胎内で子どもが喜んでおどりました。
    1:45 主によって語られたことは必ず実現すると信じきった人は、何と幸いなことでしょう。」

    ◎ショートメッセージ
    《マリヤは、両親そして婚約者ヨセフの許可を得て、エンカレムにあるザカリヤの家に向かいました。マリヤが、エルサレムの城門から急ぎ足で、ザカリヤの家に着いた時、おそらく何かをする為に、親類のエリサベツが大きなお腹を抱えながら戸口から出て来たことかと思われます。
     その時に、まるでエリサベツの孫のような若いマリヤが、「エリサベツ。シャローム。」と、駆けつけて、あいさつをしたのです。
     驚いたエリサベツがマリヤのあいさつを聞いたとき、エリサベツの胎内に宿っていた洗礼者ヨハネが喜びに満たされて踊り出し、それと同時に、エリサベツも聖霊に満たされたのです。

     そして大声を出して言いました。これが、「エリサベツの預言」です。

     エリサベツが、まるで祖母と孫ほどに離れていたであろうマリヤに向かって、ていねいな言葉で預言します。本物の預言とは、聖霊様が、その人の口を用いて語られるのです。
    「あなたは女の中の祝福された方。あなたの胎の実も祝福されています。」

     この時、まだマリヤは、お腹が目立たなかったはずです。にもかかわらず、エリサベツは、マリヤが「メシヤ」を身ごもると言う、女性としてこれ以上はない祝福を神様からいただいたこと、そして間違いなく懐妊していることを言い当てたのです。

     ここから学ぶ大切なことがあります。本物の預言は今の時代でもあります。しかし多くの場合において、それはあくまでも本人の確認を促し、かつ確信を強めるものなのです。それゆえ「励まし」なのです。つまり、すでにその人には、聖霊様によって、神様の言葉が、直接に、あるいは聖書のみ言葉を通して与えられているのです。

     次にエリサベツが語ったことは、
    「私の主の母が私のところに来られるとは、何ということでしょう。」です。

     これは、マリヤの胎に宿る胎児は、エリサベツにとって主であると言うことです。これはエリサベツだけではありません。主イエス様は、すべての人の主であられます。

     誤解しないでほしいのですが,私たちイエス様を信じる者だけでなく、イエス様を信じない人々、あるいは拒否する人々に取っても、イエス様は、主なのです。主人なのです。創造主なのです。この事実、真実は永遠に変わりません。

     すべての人々が、イエス様こそ主であられること、自分を創造された創造主であられることを知る時が、必ずやって来ます。続きは、また明日に。》

Comments are closed.