• 日々のみ言葉 2016年9月13日(火)

    ◇◆◇日々のみ言葉

    2016年9月13日(火)

    ◎聖書箇所 【ルカの福音書1章46節~55節】
    1:46 マリヤは言った。「わがたましいは主をあがめ、
    1:47 わが霊は、わが救い主なる神を喜びたたえます。
    1:48 主はこの卑しいはしために目を留めてくださったからです。ほんとうに、これから後、どの時代の人々も、私をしあわせ者と思うでしょう。
    1:49 力ある方が、私に大きなことをしてくださいました。その御名は聖く、
    1:50 そのあわれみは、主を恐れかしこむ者に、代々にわたって及びます。
    1:51 主は、御腕をもって力強いわざをなし、心の思いの高ぶっている者を追い散らし、
    1:52 権力ある者を王位から引き降ろされます。低い者を高く引き上げ、
    1:53 飢えた者を良いもので満ち足らせ、富む者を何も持たせないで追い返されました。
    1:54 主はそのあわれみをいつまでも忘れないで、そのしもべイスラエルをお助けになりました。
    1:55 私たちの先祖たち、アブラハムとその子孫に語られたとおりです。」

    ◎ショートメッセージ
    《昨日に続き、マリヤの賛歌「マグニフィカト」について、詳しく学んで行きます。

     このマリヤの賛歌は、まさに神様を誉め讃えているものです。これこそが賛美です。賛美とは、神様の御わざを、神様ご自身を誉め称え、礼拝するものなのです。

     主イエス様は、サマリヤの女にこう言われました。
    『しかし、真の礼拝者たちが霊とまことによって父を礼拝する時が来ます。今がその時です。父はこのような人々を礼拝者として求めておられるからです。神は霊ですから、神を礼拝する者は、霊とまことによって礼拝しなければなりません。」(ヨハネの福音書4:23~4:24)』

     まさしく、これは母マリヤの「マグニフィカト」を指すものでもあるのです。主イエス様は、マリヤの胎の中で、聞いていたからです。
    「まだ人の形をしていない胎児がどうして聞けるのですか。」と、質問が聞こえて来そうですが、私たちは、誤解しやすいのです。
     主イエス様は、まことの神様が、マリヤの胎を通して人となられたのですが、主イエス様の実体は、「霊」であられます。なぜなら神様は霊だからです。その霊なるお方が、母マリヤの胎の実に宿られ、人間として生きるために、ご自身でご自身に制限を加えられたのです。しかも「霊的存在」である主イエス様の霊は、私たちの霊と同じではありません。なぜなら、創造主なる神様の霊なのです。

    「主はこの卑しいはしために目を留めてくださったからです。ほんとうに、これから後、どの時代の人々も、私をしあわせ者と思うでしょう。力ある方が、私に大きなことをして下さいました。」

     マリヤは、自分自身を「卑しいはしため」と呼んでいます。これは、すべての栄光を神様に、お返ししているとも言えます。そして多くのダビデの子孫の処女の中から、自分を選んで下さった神様を、心から誉め称えています。
     そして、力ある神様が大きなことをして下さったと、ガブリエルの預言が成就したことを証しています。

     御使いガブリエルは、こう言いました。
    「聖霊があなたの上に臨み、いと高き方の力があなたをおおいます。」と。

     マリヤは、いつの間にか知らない間に、イエス様を身ごもったのではありません。マリヤには、分かったのです。なぜならそれが実際に起こったからです。
     もちろん、処女懐妊は奇蹟の何ものでもありません。普通では起こりえない、あり得ないことなのです。そして信じられないことなのです。でも、私たちは信じることが出来るのです。なぜなら、神の言葉である聖書には、そのように書かれてあるからです。》

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