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日々のみ言葉 2018年4月16日(月)
◇◆◇日々のみ言葉
2018年4月16日(月)
◎聖書箇所【ルカの福音書21章20節～21節】
21:20「しかし、エルサレムが軍隊に囲まれるのを見たら、そのときには、その滅亡が近づいたことを悟りなさい。
21:21 そのとき、ユダヤにいる人々は山へ逃げなさい。都の中にいる人々は、そこから立ちのきなさい。いなかにいる者たちは、都にはいってはいけません。」◎ショートメッセージ
《イエス様は、弟子たちに非常に重要な預言をされたのです。
「あなたがたは、両親、兄弟、親族、友人たちにまで裏切られます。中には殺される者もあり、私の名のために、みなの者に憎まれます。
しかし、あなたがたの髪の毛一筋も失われることはありません。あなたがたは、忍耐によって、自分のいのちを勝ち取ることができます。」この事は、主イエス様が、オリーブ山において昇天され、ペンテコステの後、弟子たちに起こって行きます。
イエス様の言われた預言が成就して行くことを、私たちは「使徒の働き」を通して、知っています。さて、今日の聖書箇所の預言は、ルカだけが書き記しています。
マタイとマルコは、内容は、ほぼ同じですが、このように書き記しています。マタイは、
『「それゆえ、預言者ダニエルによって語られたあの『荒らす憎むべき者』が、聖なる所に立つのを見たならば、（読者はよく読み取るように。）
そのときは、ユダヤにいる人々は山へ逃げなさい。
屋上にいる者は家の中の物を持ち出そうと下に降りてはいけません。
畑にいる者は着物を取りに戻ってはいけません。
だが、その日、悲惨なのは身重の女と乳飲み子を持つ女です。ただ、あなたがたの逃げるのが、冬や安息日にならぬよう祈りなさい。『(マタイの福音書(24:15～24:20)』
となっており、マルコは、
『「『荒らす憎むべきもの』が、自分の立ってはならない所に立っているのを見たならば（読者はよく読み取るように。）ユダヤにいる人々は山へ逃げなさい。
屋上にいる者は降りてはいけません。家から何かを取り出そうとして中にはいってはいけません。
畑にいる者は着物を取りに戻ってはいけません。
だが、その日、悲惨なのは身重の女と乳飲み子を持つ女です。ただ、このことが冬に起こらないように祈りなさい。(マルコの福音書(13:14 ～13:18)』となっています。聖書の預言は二重の意味を含んでいる場合が多く、よってマタイとマルコの福音書に書かれた預言は、まだ成就していない「終わりの日」の預言となります。
ギリシャ人の医者ルカは、その師であり同労者であったパウロと行動を共にし、ローマにまで行きます。そこで監禁されたパウロのもとで、福音書とその続編「使徒の働き」を執筆することになるのです。ルカは、マルコとマタイの福音書をもとにして、福音書を書き記します。本日の聖書箇所のこの記事が、どのような経緯で挿入されたのかは、私たちには分かりません。本当の著者である聖霊様だけが、それをご存知なのです。
明日も同じ箇所からの学びとなります。》
