• 日々のみ言葉 2018年4月20日(金)

    ◇◆◇日々のみ言葉

    2018年4月20日(金)

    ◎聖書箇所【ルカの福音書21章25節~28節】
    21:25「そして、日と月と星には、前兆が現われ、地上では、諸国の民が、海と波が荒れどよめくために不安に陥って悩み、
    21:26 人々は、その住むすべての所を襲おうとしていることを予想して、恐ろしさのあまり気を失います。天の万象が揺り動かされるからです。
    21:27 そのとき、人々は、人の子が力と輝かしい栄光を帯びて雲に乗って来るのを見るのです。
    21:28 これらのことが起こり始めたなら、からだをまっすぐにし、頭を上に上げなさい。贖いが近づいたのです。」

    ◎ショートメッセージ
    《イエス様は、この預言を誰に語られておられるのでしょうか。
     もちろん弟子たちにです。
     そして、クリスチャンたちにです。

     しかし待って下さい。この預言は、何時起こるのでしょうか。何時、成就するのでしょうか。

     聖書の預言は、段階的に行なわれることを、私たちは学びました。例をあげますと、旧約聖書における「メシヤ預言」も、モーゼを通して、そしてダビデを通して、それから大預言者イザヤを筆頭とする預言者たちによって、少しずつ、神様は、段階的に示されたのです。

     それと同じように、「終末」すなわち「終わりの時代」に起こる出来事も、イエス様は、弟子たちに段階的に教えておられるようです。

     なぜなら、受け入れ側の理解度の問題があるからです。

     私たちには、すでに「ヨハネの黙示録」が与えられていますから、終末に何が起きるのか、おおよそ分かっています。
     ただし、「ヨハネの黙示録」は、かなり象徴的な表現が使われていますから、その全貌のすべてを理解することは、非常に難しいと言えるでしょう。

     今日の聖書箇所に戻りましょう。

     実は、この預言は、終末時代に生き残っている「ユダヤ人」たちに向けて語られています。
     この時の彼らは、すでに「日と月と星に現われる前兆」も、「海と波が荒れどよめく」ことも、「天の万象が揺り動かされる」ことも体験しているのです。まだ先の未来での話ですが。

     そして、エルサレム市内に生き残っているユダヤ人が、いや全世界にまだ生き残っているすべてのユダヤ人が、天に向けて、「主イエスよ。来たりませ。」と叫びます。

     その時、大空に主イエス様の再臨の前兆のしるしが現われるのです。しかも、地球に生き残っているすべての人が、そのしるしを目にします。
     そしてそれは一瞬に消えてしまうものではなく、誰が見ても、目の錯覚ではなく、世界中の大空に現われるのです。

     聖書は、そのしるしがどんな形をしているのか、明らかにしてはいませんが、イエス様を表わすしるしだとしたら、私には「十字架」しか考えられないのです。

     もちろんそれは、あくまでも私個人の推測にしか過ぎませんが、主イエス様が再臨される日、大空に巨大な光輝く十字架が浮かび上がることを、私は信じているのです。

     ただし、私たちクリスチャンは、あるいは「公の教会」に属する者たちは、地上ではなく、この時、再臨される主イエス様の後方集団の中に存在することになります。》

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