◇◆◇日々のみ言葉
2018年4月22日(日)
◎聖書箇所【ルカの福音書21章29節~33節】
21:29 それからイエスは、人々にたとえを話された。「いちじくの木や、すべての木を見なさい。
21:30 木の芽が出ると、それを見て夏の近いことがわかります。
21:31 そのように、これらのことが起こるのを見たら、神の国は近いと知りなさい。
21:32 まことに、あなたがたに告げます。すべてのことが起こってしまうまでは、この時代は過ぎ去りません。
21:33 この天地は滅びます。しかし、私の言葉は決して滅びることがありません。」
◎ショートメッセージ
《イエス様は、ペテロと弟アンデレ、そしてゼベタイの子ヤコブと弟ヨハネの質問に対して、「終わりの時代」に起こることを、教えられたのです。
彼らは、自分たちが生きている間に、それが起きることと信じていたと思われますが、イエス様の預言を聞いてから、まさか約二千年の時が過ぎ去ることになろうとは、誰もが、夢にも思わなかったに違いありません。
確かに今は「終わりの時代」です。終末です。
イエス様は、
「いちじくの木や、すべての木を見なさい。木の芽が出ると、それを見て夏の近いことがわかります。」と、たとえを話されました。
寒い冬が終わり、日に日に暖かくなって、春の新緑の頃がやって来れば、次には夏が来ることは誰でも分かります。
そのしるしとは、
「日と月と星には、前兆が現われ、地上では、諸国の民が、海と波が荒れどよめくために不安に陥って悩み、人々は、その住むすべての所を襲おうとしていることを予想して、恐ろしさのあまり気を失う。天の万象が揺り動かされる。」と言うことですが、
その詳しい内容は、まだこの時には啓示されないのです。詳細は、「ヨハネの黙示録」に啓示されることになります。
「まことに、あなたがたに告げます。すべてのことが起こってしまうまでは、この時代は過ぎ去りません。」とイエス様は言われましたが、
ここで言われた「すべてのこと」とは、旧約聖書に書かれたまだ成就していない預言、そして「ヨハネの黙示録」に書かれたことです。
「この時代」が過ぎ去ると言うことは、「新しい時代」がやって来ることを意味します。イエス様が「王の王」として、この地上を治める「千年王国」を指していることは明らかです。
そして、
「この天地は滅びます。」
と言うことは、さらにその先の預言であって、「千年王国」が終わった後の出来事を指しています。
どのようなことかと言いますと、この宇宙が終わることを意味するのです。その時、イエス様は、新しいエルサレム(御国)に、ご自身の民だけを移されます。
そして、この世界すべてを、宇宙もろとも、炎の中に燃やし尽くすのです。何が起きるのかと言いますと、すべての原子の核力を解放されます。
アインシュタインは、相対性理論によって、E=MC² と言う計算式を生み出しました。これが原子力の基礎になっているわけです。
Eはエネルギー、Mは質量、Cは光速です。つまり秒速三十万キロを二乗するわけです。物体=エネルギーなのです。
イエス様は、その力を解放します。それゆえ、この宇宙は、燃え尽きることになるのです。
また聖書によりますと、宇宙および地球の寿命は、約七千年+αと言うことになるはずです。多くの科学者は信じないでしょうが。》