• 日々のみ言葉 2019年12月2日(月)

    ◇◆◇日々のみ言葉

    2019年12月2日(月)

    ◎聖書箇所【使徒の働き18章18節】
    18:18 パウロは、なお長らく滞在してから、兄弟たちに別れを告げて、シリヤへ向けて出帆した。プリスキラとアクラも同行した。パウロは一つの誓願を立てていたので、ケンクレヤで髪をそった。

    ◎ショートメッセージ
    《パウロがコリントに留まって伝道した期間は一年半年と言われています。この間に多くの異邦人が救いに導かれました。
     第二回伝道旅行も二年が過ぎようとしていました。そこで一度、シリヤのアンテオケ教会に戻る決意をしたようです。
     よって、コリント教会のことは、ユダヤ人の会堂の隣に住んでいるクリスポに任せて、主にある兄弟たちと別れを告げたのです。

     この時、プリスキラとアクラ夫婦もパウロと同行しました。この二人はエペソで下船することになっています。よってパウロと行動を共にしたのではなく、「天幕作り」の仕事の関係で、エペソに赴いたとするほうが、自然のような気がいたします。もしかすると、天幕作りの店を広げようとしたのかも知れません。当時のエペソは、商業的には、アジアの中心でもあったからです。
     その機会に乗じてパウロが、共にコリントの東側にある港ケンクレヤに行き、シリヤに向けて出帆したとも考えられます。

     さて、ケンクレヤから出港する前に、パウロは髪を剃りました。ルカは、パウロは「一つの誓願」を立てていたので、とその理由を書き記しています。
     これがいったい何の誓願であったかは、パウロの思いのことであって、私たちには分かりません。
     しかし、パウロと神様との間に、何らかの取り決めがあって、それが成就したからこそ、パウロは頭を剃らなければならなかったと言うことです。

     これは私個人の推測にしか過ぎませんが、コリントで見た主イエス様の幻が関係しているのではないでしょうか。

    「恐れないで、語り続けなさい。黙ってはいけない。私があなたと共にいるのだ。だれもあなたを襲って、危害を加える者はない。この町には、私の民がたくさんいるから。」

     ここではっきりと主は、パウロの守りを宣言されておられます。「だれもあなたを襲って、危害を加える者はない。」と。

     それゆえ、コリント滞在中、一年半にわたって、奇跡的に主の守りがあったことへの感謝の意を表わす為であったかも知れません。

     主は、ご自分に従う者を守られます。主は何時も共にいて下さいます。私たちが主と共に歩むことを願ってれば。
     そして「主」と共に歩むこととは、「み言葉」と共に歩むことでもあるのです。》

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