• 日々のみ言葉 2019年12月6日(金)

    ◇◆◇日々のみ言葉

    2019年12月6日(金)

    ◎聖書箇所【使徒の働き18章23節】
    18:23 そこにしばらくいてから、彼はまた出発し、ガラテヤの地方およびフルギヤを次々に巡って、すべての弟子たちを力づけた。

    ◎ショートメッセージ
    《パウロの一行は、コリントを後にし、ケンクレヤからエペソへ向けて出航しました。そして短期間でありましたが、そこに教会を作り、カイザリヤに向けて船出したのです。 そして、カイザリヤからエルサレムに上り、エルサレム教会にあいさつしてからアンテオケに下って行きました。紀元52年から53年頃のことであると言われています。
     アンテオケ教会こそが、パウロとバルナバを按手して遣わした母教会でありました。この時、アンテオケ教会にバルナバが戻っていたかどうかは分かりません。

     アンテオケ教会にパウロはしばらくの間、休息を取ったのではないかと思います。そして、また伝道に赴くことになるのです。
     遅くとも紀元53年の秋頃には出発したと思われます。なぜなら地中海の航海の時期が定められていたからです。
     この伝道旅行が第三回伝道旅行となります。

     まずパウロは、 ガラテヤの地方の教会およびフルギヤの教会を次々に巡って、そこで信仰を守っているすべての弟子たちを力づけたのです。
     この時、医者ルカが同行したことはほぼ間違いないことです。なぜなら、19章から「私たち」と人称が変わっているからです。

     このことからも、ルカはアンテオケのルキオであることは、ほぼ確実であると思われます。

    『さて、アンテオケには、そこにある教会に、バルナバ、ニゲルと呼ばれるシメオン、クレネ人ルキオ、国主ヘロデの乳兄弟マナエン、サウロなどという預言者や教師がいた。(使徒の働き13:1)』と書かれています。

     第一回伝道旅行の時に、パウロを通して主イエス・キリストを信じ受け入れ、主にある兄弟になったユダヤ人や異邦人たちは、使徒パウロの再訪に、本当に心励まされたことと思います。その深い真理の解き明かしと奥義に、多くの兄弟たちの信仰が燃え立たせられたに違いありません。

     主イエス様に用いられている器が、このようにして巡回してくるとは、まさに主の恵みと哀れみの他ないことです。
     このことから、クリスチャン同士の主にある交わり、そして励まし、また互いに取りなしあって祈り会うことの大切さを、本当に教えられます。

     それだからこそ、私たちは、時を定めて集まることを止めてはならないのです。礼拝、祈り会、そして聖書研究会に出席出来ることは、真に恵みなのです。》

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