◇◆◇日々のみ言葉
2019年12月13日(金)
◎聖書箇所【使徒の働き19章3節~4節】
19:3「では、どんなバプテスマを受けたのですか。」と言うと、「ヨハネのバプテスマです。」と答えた。
19:4 そこで、パウロは、「ヨハネは、自分のあとに来られるイエスを信じるように人々に告げて、悔い改めのバプテスマを授けたのです。」と言った。
◎ショートメッセージ
《昨日から、使徒の働きの学びは、第19章に入りました。
アポロがエペソからコリントに渡って、コリント教会にいた間に、パウロはルカを伴って、海路ではなく奥地を通ってエペソ教会に再びやって来ました。そして幾人かの弟子に出会いました。
「主イエス様を信じたとき、聖霊を受けましたか。」
「いいえ、聖霊の与えられることは、聞きもしませんでした。」
「では、どんなバプテスマを受けたのですか。」
「ヨハネのバプテスマです。」
「ヨハネは、自分のあとに来られるイエスを信じるように人々に告げて、悔い改めのバプテスマを授けたのです。」
ここで一つの疑問が生まれます。それはパウロ、いやかつての青年サウロは、バプテスマのヨハネを直に知っていたかどうかと言う疑問です。
ヨハネの福音書によりますと、
『「あなたはどなたですか。」
彼は告白して否まず、
「私はキリストではありません。」と言明した。また、彼らは聞いた。
「では、いったい何ですか。あなたはエリヤですか。」彼は言った。
「そうではありません。」
「あなたはあの預言者ですか。」彼は答えた。
「違います。」そこで、彼らは言った。
「あなたはだれですか。私たちを遣わした人々に返事をしたいのですが、あなたは自分を何だと言われるのですか。」彼は言った。
「私は、預言者イザヤが言ったように『主の道をまっすぐにせよ。』と荒野で叫んでいる者の声です。」
彼らは、パリサイ人の中から遣わされたのであった。彼らはまた尋ねて言った。
「キリストでもなく、エリヤでもなく、またあの預言者でもないなら、なぜ、あなたはバプテスマを授けているのですか。」
ヨハネは答えて言った。
「私は水でバプテスマを授けているが、あなたがたの中に、あなたがたの知らない方が立っておられます。その方は私のあとから来られる方で、私はその方のくつのひもを解く値うちもありません。」(ヨハネの福音書1:19~ 1:27)』と書かれています。
この質問者たちは、ユダヤの最高議会から遣わされています。しかもパリサイ派の中からです。聖書は明確にはしてはいませんが、この中に、若き議員であったサウロがいたと私は信じるのです。》