◇◆◇日々のみ言葉
2019年12月15日(日)
◎聖書箇所【使徒の働き19章6節~7節】
19:6 パウロが彼らの上に手を置いたとき、聖霊が彼らに臨まれ、彼らは異言を語ったり、預言をしたりした。
19:7 その人々は、みなで十二人ほどであった。
◎ショートメッセージ
《「信じたとき、聖霊を受けましたか。」
「いいえ、聖霊の与えられることは、聞きもしませんでした。」
十二人の弟子たちは、「聖霊」を知りませんでした。もっとも自分たちを、主イエスへの信仰に導いたのがアポロであったからです。
アポロは、主イエスの教えを知っていましたが、十字架の受難、復活、昇天と聖霊降臨のことは知らなかったようです。
この真実と事実を知っていたのは、新たに使徒に加えられたマッテヤを含む十二使徒たちであったからです。
彼らは、自分たちに続く主の弟子たちに、その事実と真実と教理を伝えたのです。
パウロ自身も、シモン・ペテロから教えを受けたことは、間違いありません。
『けれども、生まれたときから私を選び分け、恵みをもって召して下さった方が、異邦人の間に御子を宣べ伝えさせるために、御子を私のうちに啓示することをよしとされたとき、私はすぐに、人には相談せず、先輩の使徒たちに会うためにエルサレムにも上らず、アラビヤに出て行き、またダマスコに戻りました。
それから三年後に、私はケパ(ペテロ)をたずねてエルサレムに上り、彼のもとに十五日間滞在しました。しかし、主の兄弟ヤコブは別として、ほかの使徒にはだれにも会いませんでした。(ガラテヤ人への手紙1:15~1:19)』
と書かれています。
この十五日間、ペテロのもとにパウロが滞在した時、出来る限り、主イエスに関する事実と真実と教えを授かったことは間違いないことです。
しかし、パウロは「また聞き」(間接的)でもあったのです。私は彼が「石打の刑」にあった時、第三の天に引き挙げられ、そこで直に主イエスにお会いし、多くの真実と奥義を授けられたと考えています。
その十二人の弟子は、パウロに主イエスの御名によってバプテスマを授かることを望みました。
そして一人一人にバプテスマを授ける為に、パウロが彼らの上に手を置いたとき、聖霊が彼らに臨まれ、彼らは異言を語ったり、預言をしたりしたわけです。
まさにペンテコステ、あるいはカイザリヤのコルネリオの家に起こったように、そこには、小さなリバイバルが起こったのです。
日本のリバイバルも、このように小さな単位から始まるような気がいたします。》