• 日々のみ言葉 2019年12月21日(土)

    ◇◆◇日々のみ言葉

    2019年12月21日(土)

    ◎聖書箇所【使徒の働き19章15節~16節】
    19:15 すると悪霊が答えて、「自分はイエスを知っているし、パウロもよく知っている。けれどおまえたちは何者だ。」と言った。
    19:16 そして悪霊につかれている人は、彼らに飛びかかり、ふたりの者を押えつけて、みなを打ち負かしたので、彼らは裸にされ、傷を負ってその家を逃げ出した。

    ◎ショートメッセージ
    《昨日の続きとなります。

     諸国を巡回しているユダヤ人の魔よけ祈祷師の中のある者たちが、ためしに、悪霊につかれている者に向かって主イエスの御名をとなえ、「パウロの宣べ伝えているイエスによって、おまえたちに命じる。」と言ったと言うのです。
     しかも、そのようなことをしたのは、ユダヤの祭司長スケワという人の七人の息子たちでした。ルカが、ここにスケワの名前を挙げたことは、実在の人物であったことが分かります。

     すると悪霊が、取り憑いている人の口を通して、答えました。
    「自分はイエスを知っているし、パウロもよく知っている。けれどおまえたちは何者だ。」

     この言葉に注目して下さい。
     悪霊が、神の御子なるイエス様を知っていると言うことは、その名を知っているだけではなく本当に知っていると言うことです。
     つまり、彼らが堕落する前、御使いであった時から知っていると言うことなのです。

     主の兄弟ヤコブはこう証しています。
    『あなたは、神はおひとりだと信じています。立派なことです。ですが、悪霊どももそう信じて、身震いしています。(ヤコブの手紙2:19)』と。

     そして、パウロをよく知っていると言うことは、悪霊は「クリスチャン」を知っていると言うことであり、パウロだけでなく、私たち「救われた者」一人一人を、彼らはよく知っていると言うことになります。

     使徒パウロは、明確に宣言しています。
    『終わりに言います。主にあって、その大能の力によって強められなさい。悪魔の策略に対して立ち向かうことができるために、神のすべての武具を身に着けなさい。
     私たちの格闘は血肉に対するものではなく、主権、力、この暗やみの世界の支配者たち、また、天にいるもろもろの悪霊に対するものです。ですから、邪悪な日に際して対抗できるように、また、いっさいを成し遂げて、堅く立つことができるように、神のすべての武具をとりなさい。(エペソ人への手紙6:10~6:13)』と。

     尾山令仁師は、何時もこのように言われます。
    「私たち、クリスチャンは、霊的戦いの最前線に置かれている者です。しかもこの戦いは、ゲームではありません。生きるか死ぬかの本物の戦いなのです。」と。
     明日も同じ箇所からとなります。》

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