◇◆◇日々のみ言葉
2019年12月23日(月)
◎聖書箇所【使徒の働き19章17節~18節】
19:17 このことがエペソに住むユダヤ人とギリシヤ人の全部に知れ渡ったので、みな恐れを感じて、主イエスの御名をあがめるようになった。
19:18 そして、信仰にはいった人たちの中から多くの者がやって来て、自分たちのしていることをさらけ出して告白した。
◎ショートメッセージ
《「このこと」とは、何であったでしょうか。それは、
『ところが、諸国を巡回しているユダヤ人の魔よけ祈祷師の中のある者たちも、ためしに、悪霊につかれている者に向かって主イエスの御名をとなえ、
「パウロの宣べ伝えているイエスによって、おまえたちに命じる。」と言ってみた。
そういうことをしたのは、ユダヤの祭司長スケワという人の七人の息子たちであった。すると悪霊が答えて、
「自分はイエスを知っているし、パウロもよく知っている。けれどおまえたちは何者だ。」と言った。
そして悪霊につかれている人は、彼らに飛びかかり、ふたりの者を押えつけて、みなを打ち負かしたので、彼らは裸にされ、傷を負ってその家を逃げ出した。(使徒の働き19:13~19:16)』と言う出来事のことです。
当時は、今のようにスマートフォンや携帯電話などはありませんから、すべて口コミで広がったことになります。
しかも、「アジア州の首都エペソに住むユダヤ人とギリシヤ人の全部に知れ渡った」、とルカは言うのです。
「みな恐れを感じて」とは、神様がパウロによって行なわれた奇跡と悪霊が出て行くことを、エペソの人々は目の当たりに見ていました。
しかし、「スケワの七人の息子たち」が、同じように主イエスの御名によって命じた時に、悪霊は出て行くところか、取り憑いた人を凶暴化させ、七人の息子たちは、命からがら逃げ出したのです。
そして、パウロの宣べ伝えている神様が、本物であることが分かったことです。
この出来事を通して、エペソにリバイバルが訪れました。多くの人々が、主イエスの御名をあがめるようになりました。
そればかりではありません。多くの人々が、主イエスを信じる信仰にはいったのです。
そして、多くの者が教会にやって来て、自分たちのしていることをさらけ出して告白しました。
これは、「悔い改め」のことです。「罪」が分かったのです。そして、主イエスの十字架の意味を知ったのです。
明日はクリスマス・イブです。よって明日24日と、25日のクリスマスの「日々のみ言葉」は、使徒の働きを一旦離れて、クリスマス・メッセージといたします。》