◇◆◇日々のみ言葉
2019年12月24日(火)
◎聖書箇所【ルカの福音書2章1節~20節】
2:1 その頃、全世界の住民登録をせよという勅令が、皇帝アウグストから出た。
2:2 これは、クレニオがシリヤの総督であったときの最初の住民登録であった。
2:3 それで、人々はみな、登録のために、それぞれ自分の町に向かって行った。
2:4 ヨセフもガリラヤの町ナザレから、ユダヤのベツレヘムというダビデの町へ上って行った。彼は、ダビデの家系であり血筋でもあったので、
2:5 身重になっているいいなずけの妻マリヤも一緒に登録するためであった。
2:6 ところが、彼らがそこにいる間に、マリヤは月が満ちて、
2:7 男子の初子を産んだ。それで、布にくるんで、飼葉おけに寝かせた。宿屋には彼らのいる場所がなかったからである。
2:8 さて、この土地に、羊飼いたちが、野宿で夜番をしながら羊の群れを見守っていた。
2:9 すると、主の使いが彼らのところに来て、主の栄光が回りを照らしたので、彼らはひどく恐れた。
2:10 御使いは彼らに言った。「恐れることはありません。今、私はこの民全体のためのすばらしい喜びを知らせに来たのです。
2:11 きょうダビデの町で、あなたがたのために、救い主がお生まれになりました。この方こそ主キリストです。
2:12 あなたがたは、布にくるまって飼葉おけに寝ておられるみどりごを見つけます。これが、あなたがたのためのしるしです。」
2:13 すると、たちまち、その御使いと一緒に、多くの天の軍勢が現われて、神を賛美して言った。
2:14 「いと高き所に、栄光が、神にあるように。地の上に、平和が、御心にかなう人々にあるように。」
2:15 御使いたちが彼らを離れて天に帰ったとき、羊飼いたちは互いに話し合った。「さあ、ベツレヘムに行って、主が私たちに知らせてくださったこの出来事を見て来よう。」
2:16 そして急いで行って、マリヤとヨセフと、飼葉おけに寝ておられるみどりごとを捜し当てた。
2:17 それを見たとき、羊飼いたちは、この幼子について告げられたことを知らせた。
2:18 それを聞いた人たちはみな、羊飼いの話したことに驚いた。
2:19 しかしマリヤは、これらのことをすべて心に納めて、思いを巡らしていた。
2:20 羊飼いたちは、見聞きしたことが、全部御使いの話のとおりだったので、神をあがめ、賛美しながら帰って行った。
◎ショートメッセージ
《メリー・クリスマス!
クリスマスおめでとうございます。今日はクリスマス・イブです。主イエス様は、12月25日の夜にお生まれになられました。おそらく午後9時頃ではないかと、私は思っています。
しかしユダヤ暦は、午後6時から始まります。よってローマ暦では、24日の午後9時となります。
現在のこの世においては、実際問題として、クリスマス・イブの日の方が盛り上がりを見せ、クリスマス当日である25日は、売れ残りのデコレーションケーキを安売りすると言った風景がよく見られます。
まさに今日まで、町中どこでもクリスマス一色で、バックグラウンドミュージックでさえ、良く耳にします讃美歌で溢れかえっています。
しかし、日本の人々の中において、どのくらいの人々がクリスマスの真の意味を知っているのでしょうか。多くの人々が、イエス・キリストのご降誕と自分は、何の関係もないと考えています。
いいえ。いいえ。
決して、そうではありません。
その人、本人が関係はないと思っても、創造主なる神様の側においては、大いに関係があることだからです。
主イエス様は、真に「すべての人の主」としてお生まれになられたからです。これは、文字通り、母の胎内に宿ったすべての人を指すのです。
その関係性に気づく時では遅いのです。生きている間に、その関係に気づかれることを願って止みません。》