◇◆◇日々のみ言葉
2019年12月26日(木)
◎聖書箇所【マタイの福音書1章18節~25節】
1:18 イエス・キリストの誕生は次のようであった。その母マリヤはヨセフの妻と決まっていたが、ふたりがまだ一緒にならないうちに、聖霊によって身重になったことがわかった。
1:19 夫のヨセフは正しい人であって、彼女をさらし者にはしたくなかったので、内密に去らせようと決めた。
1:20 彼がこのことを思い巡らしていたとき、主の使いが夢に現われて言った。「ダビデの子ヨセフ。恐れないであなたの妻マリヤを迎えなさい。その胎に宿っているものは聖霊によるのです。
1:21 マリヤは男の子を産みます。その名をイエスとつけなさい。この方こそ、ご自分の民をその罪から救ってくださる方です。」
1:22 このすべての出来事は、主が預言者を通して言われた事が成就するためであった。
1:23 「見よ、処女がみごもっている。そして男の子を産む。その名はインマヌエルと呼ばれる。」(訳すと、神は私たちとともにおられる、という意味である。)
1:24 ヨセフは眠りからさめ、主の使いに命じられたとおりにして、その妻を迎え入れ、
1:25 そして、子どもが生まれるまで彼女を知ることがなく、その子どもの名をイエスとつけた。
◎ショートメッセージ
《昨日はクリスマスでした。よって「日々のみ言葉」も二日間にわたって、クリスマスの聖書箇所から学びました。今日は、その「まとめ」をしたいと思います。
この二日間、世界はクリスマス一色でした。もちろん日本も含めてです。しかし、聖書を土台としている国々と、日本とでは、この二日間の意味は、真逆と言っても良いほどに異なっているのではないでしょうか。
聖書を土台としている国々、ヨーロッパ各国とアメリカでは、真に救い主のご降誕を感謝し、心から祝うことが中心ですが、日本は「クリスマス」と言う名の行事のもとに、大商戦を展開して、デコレーションケーキやクリスマスグッズを売ること、すなわち金儲けに重点が置かれているのではないでしょうか。
それゆえ、今日12月26日には、クリスマスポスターや旗などはすべて撤去され、ゴミ箱に捨てられ、今度はお正月に向けて、「おせち料理」や、「お餅」や、「門松」と言った、お正月商品のこれまた大商戦が繰り広げられると言うわけです。
クリスマスは、創造主なる父なる神様が、御子イエス様をこの世に送り出して下さった日です。マリヤを通して、イエス・キリストはお生まれになられました。
このお方こそが、神様が人類に下さった最大の「プレゼント」なのです。
神様が人となられました。生まれてから約33年後に、十字架にかかって死ぬ為に。この真理に多くの人々の目が開かれ、その人々の心の奥底に、主イエス様が、真の意味において生まれることを願って止まないのです。
一年後にも、またクリスマスはやって来ます。しかしイエス様を信じていない人々、その方々の心の奥には、いつイエス様が訪れるのでしょうか。あなたの心の中には、イエス様はお生まれになられましたか?
明日から、「使徒の働き」の学びに戻りましょう。》