• 日々のみ言葉 2019年12月27日(金)

    ◇◆◇日々のみ言葉

    2019年12月27日(金)

    ◎聖書箇所【使徒の働き19章18節~20節】
    19:18 そして、信仰にはいった人たちの中から多くの者がやって来て、自分たちのしていることをさらけ出して告白した。
    19:19 また魔術を行なっていた多くの者が、その書物をかかえて来て、みなの前で焼き捨てた。その値段を合計してみると、銀貨五万枚になった。
    19:20 こうして、主の言葉は驚くほど広まり、ますます力強くなって行った。

    ◎ショートメッセージ
    《三日間はクリスマス・メッセージでしたが、今日から「使徒の働き」の学びに戻ることにしましょう。

     エペソに聖霊によって大きなリバイバルが起こったのです。なぜなら、パウロが伝えている主イエス様こそ、真の神様であることが分かったからです。
     そして、「信仰にはいった者」とは、エペソ教会に属する兄弟たちのことです。おそらく彼らは、パウロそしてルカやテモテから洗礼を授かったに違いありません。
     それにも関わらず、依然として罪を行なっていたことがここではっきりします。ルカは「自分たちのしていることをさらけ出して告白した」と書き記していますが、具体的には、何のことなのかは分かりません。

     実際問題として、ユダヤ社会は、男性中心の社会ですから、まず一番に考えられますことは、エペソにありますアルテミス神殿の「神殿娼婦」との関わりではないでしょうか。彼らは救われる前までは、ユダヤ人であったとしても、ユダヤの国民ではなく、ローマに属する者たちであったからです。

     また、信徒になった者の中で、かつては「魔術を行なっていた多くの者」が、その書物をかかえて来て、みなの前で焼き払ったと言うのです。しかもその値段が「銀貨五万枚」とは。今で言うならば、三百万円に相当します。

     聖霊は、まさしく「罪」を示されるのです。そのことは、イエス様が言われた通りです。

    『「しかし、私は真実を言います。私が去って行くことは、あなたがたにとって益なのです。それは、もし私が去って行かなければ、助け主があなたがたの所に来ないからです。しかし、もし行けば、私は助け主をあなたがたの所に遣わします。
     その方が来ると、罪について、義について、さばきについて、世にその誤りを認めさせます。罪についてというのは、彼らが私を信じないからです。(ヨハネの福音書16:7~16:9)』

     聖霊によって、エペソ教会の人々は、真に「悔い改め」をすることとなりました。罪が分からなければ、主イエス様の十字架の意味は分からないからです。
     明日も同じ箇所から続けて学びたいと思います。》

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