• 2019年12月29日礼拝メッセージの概要

    ◇◆◇2019年12月29日 2019年感謝礼拝
    ◎本日の聖書箇所【詩篇118篇1節】 (新約p.941上段最初)
    118:1 主に感謝せよ。主はまことにいつくしみ深い。その恵みはとこしえまで。

    ◎メッセージの概要【主に感謝することとは?】
    《2019年の最後の主日となります。よって、この一年間を振り返り、主イエス様に感謝を捧げたいと思います。それにあたって「主に感謝することとは?」について考えて見ましょう。「主に感謝せよ。主はまことにいつくしみ深い。その恵みはとこしえまで。」
    最初の言葉「主に感謝せよ」とは、勧めではなく命令です。私たちは、常に感謝しなければならないのです。なぜなら、神様は私たちに、いつくしみ深くあられ、恵みをとこしえまでに注いで下さるからです。
     先週はクリスマス礼拝でした。この日が何の日であるのか、ほぼ世界中の人の誰もが知っています。
     まず一番始めに、感謝すべきことは、父なる神様が御子イエス様を、この地上に送って下さったことです。神様が人となられました。救い主が与えられたことを感謝するのです。
     そして、イエス様が、私たちの罪を背負われ、十字架にかかられ、血を流され、死んで下さったことに感謝するのです。十字架に神様の愛が示されました。
     次に感謝すべきことは、イエス様を信じる者に与えられている「永遠の命」です。父なる神様の命令は、
    『神は、実に、そのひとり子をお与えになったほどに、世を愛された。それは御子を信じる者が、ひとりとして滅びることなく、永遠の命を持つためである。』からです。
     私たちには、すでに「永遠の命」が与えられています。持っているのです。
     ヨハネは明確に証言しています。
    『そのあかしとは、神が私たちに永遠の命を与えられたということ、そしてこの命が御子のうちにあるということです。御子を持つ者は命を持っており、神の御子を持たない者は命を持っていません。私が神の御子の名を信じているあなたがたに対してこれらのことを書いたのは、あなたがたが永遠の命を持っていることを、あなたがたによくわからせる為です。』
     最後に、パウロはこのように勧めています。
    『すべての事について、感謝しなさい。これが、キリスト・イエスにあって神があなたがたに望んでおられることです。』と。
     私たちは、この罪の世界から、暗闇の中から、主の一方的なあわれみと恵みによって、救いに導かれ、神の子とされました。よって、「感謝」出来ることだけを「感謝」するのではなく、「感謝」出来ないことをも「感謝」すべきなのです。それこそが、クリスチャンとノン・クリスチャンとの大きな違いと言えるのではないでしょうか。
    「すべての事について、感謝」することは、口では容易く言えることですが、実行するのは、非常に難しいことです。私たちは依然として罪の性質を持っているからです。感謝出来ないことには、やはり腹を立ててしまいます。ではどうやって、それを成し遂げることが出来るのでしょうか。
     自分の力だけでは、絶対に出来ません。しかし、私たちの中に住んでおられる聖霊の導きと助けによって、そのことが可能となるのです。それは、使徒パウロが身をもって体験し、証言している次の言葉にその奥義が隠されています。
    「神を愛する人々、すなわち、神のご計画に従って召された人々の為には、神がすべてのことを働かせて益として下さることを、私たちは知っています。」
     このみ言葉の土台に立って、感謝出来ないことをも感謝するのです。私たちが感謝することによって、間違いなく状況は変わって行きます。神様が変えて下さるのです。
     イエス様は、真にこの世界の主です。このお方だけを信じ信頼して、2020年もイエス様と共に歩んで行こうではありませんか。》

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