◇◆◇日々のみ言葉
2020年1月1日(水)
◎聖書箇所【第Ⅰテサロニケ5章16節~18節】
5:16 いつも喜んでいなさい。
5:17 絶えず祈りなさい。
5:18 すべての事について、感謝しなさい。これが、キリスト・イエスにあって神があなたがたに望んでおられることです。
◎ショートメッセージ
《2020年1月1日となりました。明けましておめでとうございます。
Happy New Year!1653回目の「日々のみ言葉」となります。
昨年に引き続き「使徒の働き」を最後まで学んで行きたいと思います。しかし、今日から三日間、すなわち1月1日(水)・2日(木)・3日(金)は、2020年標題聖句について、共に考えて行きたいと思います。
今日の聖書箇所が、2020年の標題聖句となります。クリスチャンならば、良く知っている有名な箇所でもあります。
『いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべての事について、感謝しなさい。これが、キリスト・イエスにあって神があなたがたに望んでおられることです。』
実は、この三節は、非常に密接な関係があるのです。そして今日は、最初の16節を取り上げたいと思います。
『いつも喜んでいなさい。』
パウロは、「ピリピ教会への手紙」においても、同じことを強く勧めています。
『いつも主にあって喜びなさい。もう一度言います。喜びなさい。(ピリピ人への手紙4:4)』と。
これは、「何時でも、どんな時でもニコニコしていなさい。笑顔と愛嬌を振りまきなさい」と言う意味ではありません。
それこそ、わけもなくただニヤニヤしてばかりいたとしたら、まさしく気が狂っているとしか思われないでしょう。
パウロが言っていますことは、もっと心の奥底の問題でもあるのです。私たちは、どうしても周りの環境に、あるいは状況に左右されてしまう者です。つまり目先の喜びに目が行ってしまい、些細なことで一喜一憂するわけです。
例えば、何かが当たったり、あるいは得をしたり、そのようなこの世的な喜びだけに、目の焦点が行ってしまいやすいのです。しかし、それは自分の周りに起こってくるものを喜んでいるに過ぎません。もちろん喜んで良いことなのです。
パウロは、やがて冷めてしまうような「ぬか喜び」ではなく、心の奥底に「生きる喜び」を宿しなさい、と勧めているのです。
それは、「神様が共にいて下さる」と言う喜びなのです。「周りの状況に左右されない、不動の喜びを持ちなさい」と言うことがパウロが伝えたい真理なのです。
「真の喜び」も上から与えられるものです。聖霊様は私たちの霊を通して、あふれんばかりに泉のごとく、「主にある喜び」を与えて下さいます。求める者には与えられるのです。》