◇◆◇日々のみ言葉
2020年1月3日(金)
◎聖書箇所【第Ⅰテサロニケ5章16節~18節】
5:16 いつも喜んでいなさい。
5:17 絶えず祈りなさい。
5:18 すべての事について、感謝しなさい。これが、キリスト・イエスにあって神があなたがたに望んでおられることです。
◎ショートメッセージ
《今日は正月三ガ日の最後の日です。2020年教会標題聖句について、三日間を費やして学んで来ました。
明日からは「使徒の働き」19章に戻ります。今日は、18節のみ言葉からです。
「いつも喜んでいなさい」の後に、「絶えず祈りなさい」が続き、そしてさらに「すべての事について、感謝しなさい」となっています。
この三つが、「キリスト・イエスにあって神があなたがたに望んでおられること」であるとパウロは勧めています。
つまり「すべての事について、感謝」することだけが、神様が望んでおられることではないのです。
1月1日の「日々のみ言葉」にも書きましたが、この三つの命令は密接に関係があり、また互いに関わりあっています。要するに、一つの要素が欠けても、不十分なのです。
結局は、何時の間にか、「喜び」は消え失せ、「主との交わり」である祈りは失われ、「感謝」も少なくなってしまい、ノン・クリスチャンと全く変わらなくなってしまうのです。
そんな経験はありませんか。
主イエス様に出会って救われてから、今までずっと喜びに満ち溢れ、主との親しい交わりを保ちつつ、感謝に溢れたクリスチャンライフを送って来られたとしたら、それこそ奇跡です。素晴らしいことです。
私はそうではありませんでした。一時は主に反抗したくらいです。しかし主は、哀れみ深く、恵み深いお方であって、再び主の御元に戻ることが出来たのです。
「すべての事について、感謝しなさい。」
これは、感謝出来ることはもちろんですが、感謝できないことをも、感謝すると言うことです。文字通り「すべての事」についてです。そこには例外はありません。
それでは、どうしたら感謝出来ないことをも感謝することが可能となるのでしょうか。
それは、どれだけ主を信頼し、信じているかに掛かって来ると言っても良いでしょう。
つまり「信仰」によってなのです。
使徒パウロはこのように勧めています。
『神を愛する人々、すなわち、神のご計画に従って召された人々の為には、神がすべてのことを働かせて益として下さることを、私たちは知っています。(ローマ人への手紙8:28)』と。
このみ言葉の上に立つかどうかに、掛かっていると言えるでしょう。
明日から「使徒の働き」を再開します。》