◇◆◇日々のみ言葉
2020年9月3日(木)
◎聖書箇所【マタイの福音書5章13節】
5:13「あなたがたは、地の塩です。もし塩が塩けをなくしたら、何によって塩けをつけるのでしょう。もう何の役にも立たず、外に捨てられて、人々に踏みつけられるだけです。」
◎ショートメッセージ
《引き続き、「山上の垂訓」からの教えの学びです。
5:3 「心の貧しい者は幸いです。天の御国はその人のものだからです。」
5:4 「悲しむ者は幸いです。その人は慰められるからです。」
5:5 「柔和な者は幸いです。その人は地を相続するからです。」
5:6 「義に飢え渇いている者は幸いです。その人は満ち足りるからです。」
5:7 「あわれみ深い者は幸いです。その人はあわれみを受けるからです。」
5:8 「心のきよい者は幸いです。その人は神を見るからです。」
5:9 「平和をつくる者は幸いです。その人は神の子どもと呼ばれるからです。」
5:10 「義のために迫害されている者は幸いです。天の御国はその人のものだからです。」
5:11「私のために、ののしられたり、迫害されたり、また、ありもしないことで悪口雑言を言われたりするとき、あなたがたは幸いです。」
5:12「喜びなさい。喜びおどりなさい。天においてあなたがたの報いは大きいのだから。あなたがたより前に来た預言者たちも、そのように迫害されました。」
あえて、今まで学んだ聖書箇所、特に8つの幸いの教えを掲載させていただきました。主イエスは、このあとに、有名な「地の塩」「世の光」と言う教えをなされますが、この8つの教えを守り、常に実行している者に対して、「地の塩」そして「世の光」と言われたのでしょうか。そのことについて考えて見ましょう。
今まで学んだ箇所は、私たち側の努力だけでは、成し遂げることは決して不可能な事だからです。聖霊の助けがなくてはならないからです。
これは、ペンテコステ、すなわち聖霊降臨日以降の話になるのです。よって主イエスの教えでもあると同時に、預言なのです。
私たちの霊は生まれ変わりました。霊は新しくされたのです。しかし、まだその霊は生まれたばかりです。よって乳のように温かく柔らかな食物が必要です。固い食物はまだ無理があるからです。なぜなら、かみ砕くべき歯がまだ生えていないからです。
それゆえ、柔らかなみ言葉が必要であると言うわけです。しかし幼子はいつまでも幼子のままではありません。やがて成長し、ついには大人になって行くのです。
聖霊の助けをいただいて、少しでも、あるいは1つでも、この8つの幸いの教えを守り、実行しようとすることで、まさしく「地の塩」としての役目を果たすことになって行くのです。
そして、それが塩気を保つことでもあるからです。》