◇◆◇日々のみ言葉
2021年11月10日(水)
◎聖書箇所【マタイの福音書23章13節~15節】
23:13「しかし、忌わしいものだ。偽善の律法学者、パリサイ人たち。あなたがたは、人々から天の御国をさえぎっているのです。自分もはいらず、はいろうとしている人々をもはいらせないのです。
23:14〔忌わしいものだ。偽善の律法学者、パリサイ人たち。あなたがたは、やもめたちの家を食いつぶしていながら、見えのために長い祈りをするからです。ですから、あなたがたは、人一倍ひどい罰を受けます。〕
23:15 忌わしいものだ。偽善の律法学者、パリサイ人たち。改宗者をひとりつくるのに、海と陸とを飛び回り、改宗者ができると、その人を自分より倍も悪いゲヘナの子にするからです。」
◎ショートメッセージ
《昨日と同じ箇所からです。
主イエスのパリサイ人や律法学者たちへの、非常に厳しい言及が始まりました。もちろん、今この場に集まっている彼らに対してです。
主イエスは言われました。
『「私の行く道はあなたがたも知っています。」
トマスはイエスに言った。
「主よ。どこへいらっしゃるのか、私たちにはわかりません。どうして、その道が私たちにわかりましょう。」イエスは彼に言われた。
「私が道であり、真理であり、いのちなのです。私を通してでなければ、だれひとり父のみもとに来ることはありません。」(ヨハネ14:4~14:5)』と。
天の御国の門はただひとつ、それは主イエス・キリストなのです。。
しかし、彼らは議会を動かし、主イエスを十字架につけるのです。ポンテオ・ピラトが、主イエスかバラバのどちらかの解放を民衆に求めた時、民衆を先導して、「十字架につけろ」と叫ばせたのも、議員である彼らの仕業であり策略です。これこそが、「自分も入らず、入ろうとしている人々をも入らせない」と言うことなのです。
また、「見えのために長い祈りをするからです。」と、主は言われました。
随分昔のことですが、食前の祈りをお願いした時に、何と数分ではなく、10分近く祈った方がおられました。その方は、心からお祈りをされたかと思いますが、これはまさに、この時主イエス様がパリサイ人や律法学者たちに言われたことに値するのです。 まず、他の人々の時間を盗んでいます。それだけではなく、お腹をすかされた人、時間の余裕のない人をつまずかせています。
また、お祈りをお願いされた時に、いかにも自分自身でその祈りに酔っているような、流暢なお祈りをされる方がいます。これも、主イエス様が最も嫌われることなのです。 つまり、その人は神様にお祈りしているのではなく、人々に自分の祈りを聞かせているのです。これまた、主イエス様が言われる、パリサイ人や律法学者たちと同じ過ちであり罪そのものです。
私は、その兄弟姉妹を批判しているのではありません。得てして、誰もが陥りやすい事だからです。それゆえに、私たちは、よくよく注意しなければなりません。》